こんなお悩みにお答えします。
【この記事の内容】
- 和歌山電鉄貴志川線の「1日乗車券」を紹介します(内容、値段、発売期間、購入方法)。
和歌山電鉄の貴志川線は、猫の「たま駅長」や、「いちご電車」「たま電車」「うめ星電車」という個性的な車両が名物のローカル線。
和歌山観光の人気”アトラクション”の1つになっていますが、そのかしこい乗り方として「1日乗車券」がおすすめです。
というのは、和歌山駅から「たま駅長」が勤務する貴志駅まで往復するのでしたら、1日乗車券の方が安くつくからです。
ここでは、貴志川線1日乗車券の内容、値段、発売期間、購入方法をまとめました。
同じ乗るなら「たま電車」「いちご電車」など名物車両に!
「たま駅長」とともに和歌山電鉄貴志川線の目玉は、可愛らしい個性的な電車です。現在、「いちご電車」「たま電車」「うめ星電車」「たまミュージアム電車」の4種類が走っています。
これらは、外装だけのラッピングではなく、内装もしっかり作り込まれたもの。初めてなら、車内に一歩足を踏み入れた途端、「おおっ!」となりますよ。
乗車するのに特別な料金が必要ないのも魅力です。もちろん紹介する「1日乗車券」でも乗れます。
ただ、車両の運用は決まっていません。和歌山電鉄の公式サイトに、車両別の時刻表が掲載されています。お目当てがあるのでしたら、事前に確認しておいたほうが無難です。
ただし、貴志川線の全てが特別車両で運転されているわけではありません。合間に一般車両の”外れ”の便があります。
和歌山電鐵「貴志川線1日乗車券」ってどんな切符?
和歌山電鉄(電鐵)貴志川線は、JRの和歌山駅と郊外の貴志駅を結ぶ約14.3kmのローカル線です。
時間を合わせれば、「たま電車」や「いちご電車」など個性的な名物車両の旅も楽しめます。
1日乗車券は、その全線(下図)を乗り降り自由、乗り放題できる切符です。
なお、1日乗車券には、一般的な「紙版」と「スマホ版」の2種類あります。
「スマホ版」は、スマホで購入して、画面に乗車券を表示させて使います(チケットレス)。
値段や内容はどちらも同じです(後述します)。
「たま駅長(ニタマ)」は貴志駅の駅長です。あと、途中の伊太祁曽(いだぎそ)駅にも「よんたま」という猫の駅長がいます(貴志駅の駅長代行も兼ねています)。
どちらの駅長も普段は制服を着ていません。最新の勤務予定は、公式サイトで確認できます(下方にリンクがあります)。
ちなみに、貴志駅は猫をあしらった伝統的な檜皮葺の特徴的な建物です。駅の構内には「たま神社」があって、初代のたま駅長を祀っています。
和歌山駅と貴志駅までの所要時間は片道30分ほど。日中は1時間に2本運行されていますので、和歌山市内の観光や出張ついでにも、気軽に乗って足を伸ばせますよ。
貴志駅には駐車場がありません。貴志駅へは和歌山市内や伊太祁曽駅併設の駐車場を利用して、貴志川線電車で移動することになります。
※伊太祁曽駅の駐車場は1日200円(前払い)で利用できます。
和歌山駅近くの駐車場予約
和歌山電鐵「貴志川線1日乗車券」の値段は?
貴志川線「1日乗車券」の値段はこのようになっています。
大人 | 800円 |
子供 | 400円 |
ちなみに、貴志川線の主な区間の普通運賃はこちら。
初乗り運賃 | 190円 |
和歌山駅~貴志駅 | 410円 |
和歌山駅~西山口駅 | 410円 |
和歌山駅~伊太祁曽駅 | 320円 |
伊太祁曽駅~貴志駅 | 320円 |
このように、和歌山駅~貴志駅間を往復するだけでも、「1日乗車券」の方が安くなります。
1日乗車券を使うのが、貴志川線をかしこくお得な乗り方です。
貴志川線の沿線には、古事記や日本書紀にも記載がある3つの神社があります。1日乗車券」を使うのでしたら、せっかくの乗り放題なので、途中下車して由緒あるパワースポットを巡ってみては。
- 「日前神宮・國懸神宮(ひのくまじんぐう・くにかかすじんぐう)」(日前宮駅)
- 「竈山(かごやま)神社」(竈山駅)
- 「伊太祁曽(いだきそ)神社」(伊太祁曽駅)
和歌山電鐵「貴志川線1日乗車券」の発売期間、有効期間は?
発売期間(買える期間)
※事前に最新の発売状況を公式サイトなどで確認ください。
有効期間(使える期間)
・「スマホ版」は、購入後14日以内の好きな1日。
※「紙版」は自分で記入した日の、「スマホ版」は利用開始した日の始発から終電まで乗り放題できます。
和歌山電鐵「貴志川線1日乗車券」はどこで買える?(購入方法)
「紙版」
「紙版」の1日乗車券は、下記の場所で買えます。利用する当日はもちろん、事前に買っておくこともできます。
なお、支払方法は現金のみです。
- JR和歌山駅9番線ホームにある窓口(始発から終電)
- 伊太祁曽駅(9:00~17:30)
- 貴志駅売店(10:00~16:15)/たまカフェ(9:15~17:15、水曜定休)
- 和歌山バスのJR和歌山駅定期券発売所
※電車内では買えません。
ちなみに、買った1日乗車券の日付欄は空白になっています。利用の際は自分で日付を記入してから使います(当日利用の場合は駅員が記入・押印してくれることもあります)。
「スマホ版」
「スマホ版」の1日乗車券は、24時間いつでも。スマホから販売サイトにアクセスして購入できます。
特に、アプリをダウンロードする必要はありません。
はじめて購入する際は、ログイン用のメールアドレスとパスワードの登録が必要です。操作は簡単です。
なお、支払方法はクレジットカード限定(VISA、マスターカード)です。
和歌山電鉄貴志川線公式サイト
「貴志川線1日乗車券」の詳細や、「たま駅長」の勤務予定、各種電車の時刻表など、最新情報は和歌山電鉄の公式サイトで確認ください。
大阪方面から和歌山電鉄に日帰りで乗りに行く場合は、南海電車の「和歌山観光きっぷ」を利用するとお得です。
南海電車の和歌山市駅までの往復乗車券と和歌山バスの1日乗車券がセットで割引になった切符です(南海和歌山市駅~JR和歌山駅はバス利用)。
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