こんなお悩みを解決します。
この記事の内容
- 「阪急1dayパス」を紹介します(内容、値段、発売期間、購入方法、使い方)。
京都、大阪、神戸、宝塚方面へ阪急電車で安くめぐりたいときは、全線が乗り放題の「阪急1dayパス」という1日乗車券をチェックしてみてください。
「阪急1dayパス」は、あなたのスマホでそのまま乗車できるQRコード式のデジタル乗車券です(チケットレス)。
インターネットでいつでも購入できて、値段も1,300円と格安、お手頃!
ここでは、「阪急1dayパス」の内容、発売期間、購入方法、利用方法(使い方)をまとめました。【2024年版】
「阪急1dayパス」ってどんな切符?
はじめに、「阪急1dayパス」がどんなものなのか、その内容や特徴を紹介します。
スマホが必要なQRコード乗車券
「阪急1dayパス」は、QRコードをスマホ画面に表示して使うデジタル乗車券です。
切符は発券しません。いわゆる「チケットレス」で、あなたのスマホが切符になります。
このため、「阪急1dayパス」を利用するには、インターネットにつながるスマホが必須です。
購入もインターネットで行います。
阪急電車の全線が1日乗り放題
「阪急1dayパス」では、阪急電車の全線(下図の範囲)を乗り放題で利用できます(乗り降り自由)。
京都、大阪、神戸、宝塚の広い地域(下図)をカバーしています。
「阪急1dayパス」の乗り放題範囲
※神戸高速線(神戸三宮駅~新開地駅方面)は含まれません。
※範囲外の乗車は通常運賃が追加で必要です(のりこし精算機は使えません)。
「阪急1dayパス」の発売期間と有効期間は?(2024年版)
「阪急1dayパス」の発売期間と有効期間は、下記のとおりです。
発売期間(買える期間)
2024年(令和6年)6月17日~2025年(令和7年)3月31日
有効期間(使える期間)
2024年(令和6年)6月17日~2025年(令和7年)3月31日の購入後3カ月以内の好きな1日
※「阪急1dayパス」は購入後3カ月以内に使わないと無効になります。最終の使用期限は2025年3月31日です。
※利用当日は、その日の始発から終電まで乗り放題できます(利用開始から24時間ではありません)。
スマホで乗り放題「阪急1dayパス」の値段は?(2024年版)
あらためて「阪急1dayパス」(2024年版)の値段はこちら。大人用のみの発売です。
大人 | 1,300円 |
この値ごろ感をイメージしやすいように、阪急電車の主な区間の普通運賃(大人片道)を挙げてみました。
阪急電車の運賃幅 | 170円~640円 |
大阪梅田駅~神戸三宮駅 | 330円 |
京都河原町駅/嵐山駅~神戸三宮駅 | 640円 |
大阪梅田駅~京都河原町駅/嵐山駅 | 410円 |
大阪梅田駅~宝塚駅 | 290円 |
京都河原町駅/嵐山駅~宝塚駅 | 540円 |
神戸三宮駅~宝塚駅 | 290円 |
往復するだけでお得になる区間はないですが、元は取りやすいです。
ちなみに、阪急電車の主な路線は、JRと競合しています。
そのJRの主な区間の普通運賃は下記の通りとなっています。
(JR)京都駅~大阪駅 | 580円 |
(JR)京都駅~三ノ宮駅 | 1,110円 |
(JR)大阪駅~三ノ宮駅 | 420円 |
(JR)大阪駅~宝塚駅 | 330円 |
(JR)京都駅~宝塚駅 | 1,170円 |
(JR)三ノ宮駅~宝塚駅 | 770円 |
阪急電車の運賃は、もともとJRより安い設定ですが、「阪急1dayパス」を使うことで、さらに安く、経済的に移動、周遊が可能です。
QRコード式デジタル乗車券「阪急1dayパス」はどこで買える?(購入方法)
「阪急1dayパス」は、インターネット限定発売で、「スルッとQRtto(クルット)」または「KKday」で取り扱われています。
スマホからいつでもアクセスして購入できます。操作も簡単です。
スルッとQRtto | KKday | |
内容 | 関西私鉄のデジタル乗車券販売サイト | 国内外の現地観光や体験の予約サイト |
複数人分の購入 | ○ | ○ |
同行者への分配 | ○ | × |
支払い方法 |
|
|
その他 | 時期によっては、割引クーポンを配付しています。 |
※購入した後で取り消し(払い戻し)したいときは、有効期間内で「利用開始」の操作前でしたら、手数料なしでインターネット上で手続きできます。返金の時期は、カード会社の処理タイミングによります。
QRコード式デジタル乗車券「阪急1dayパス」の使い方は?(利用方法)
「阪急1dayパス」は、使い方も簡単です。
利用当日(午前3時~)になったら最初に、あなたのスマホから「スルッとQRtto」「またはKKday」にアクセスして、購入した「阪急1dayパス」の「利用開始する」をタップ(押下)します。
すると、「阪急1dayパス」のQRコードが画面表示されます。
これ以降は、駅の改札機を出入りする際に、そのQRコードを画面に表示させたスマホを直接、「QR」の表示がある改札機の読み取り口にタッチします。
QRコードの表示にはタイムリミット(1分間)があります。乗車から下車までずっと表示しっぱなしにはできません。
「阪急1dayパス」の使い方は、以上です。
このように、「阪急1dayパス」は、スマホとQRコードが「命」です。
当日、もしスマホを忘れたり、充電が切れて画面表示できなくなると、どうしようもありません。
スマホの取り扱いには、いつも以上に注意が必要です。
スマホで乗り放題「阪急1dayパス」公式サイト
「阪急1dayパス」の発売や最新情報については、公式サイトで確認ください。
「阪急1dayパス」の購入はこちら。
お正月の利用は、格安の「阪急阪神ニューイヤーチケット」が安いです(1,200円)。スマホでも買えます。
阪急電車に加えて阪神電車も乗り放題の「阪急阪神1dayパス」は1,600円です。磁気カード式です。
コメント