こんなお悩みにお答えします。
【この記事の内容】
- 大阪メトロの「26時間券」「48時間券」を紹介します(内容、値段、発売期間、購入方法)。
大阪市内を地下鉄をできるだけ安く乗り回したいあなたは、大阪メトロが乗り放題の1日乗車券とあわせて「26時間券」「48時間券」もチェックしてみてください。
利用開始から、それぞれ26時間、48時間乗り放題できる乗車券です。
特に泊りがけの旅行では、1日乗車券より安くつく場合があります。
また、万博会場の最寄駅、「夢洲駅」へも行くことができます。
1日乗車券 (エンジョイエコカード) |
26時間券・48時間券 | |
大人用値段 | 平日820円、土休日620円 | 26時間1,100円、48時間1,800円 |
子供用値段 | 310円 | 26時間550円、48時間900円 |
乗り放題できる期間 | 当日の始発から終電まで | 利用開始から26時間/48時間後まで |
夢洲駅の利用 | × | ○ |
シティバスの利用 | ○ | × |
いまざとライナーの利用 | ○ | × |
磁気カード版 | ○ | なし |
デジタル版(QRコード) | ○ | ○ |
観光施設割引特典 | ○ | ○ |
ここでは、大阪メトロの「26時間券」「48時間券」の内容、値段、発売期間、購入方法をまとめました。
大阪の地下鉄「26時間券/48時間券」ってどんな切符?
それでは、まず大阪の地下鉄(大阪メトロ)の「26時間券/48時間券」がどんなものなのか、内容や特徴から紹介します。
チケットレスでスマホが必要
大阪メトロの「26時間券/48時間券」は、スマホで購入して、スマホを使って乗車するデジタルきっぷです。
紙やカードの切符は発券しません(チケットレス)。
このため、インターネットにつながるスマホが必須になります。
万博会場「夢洲駅」を含む地下鉄全線が乗り放題!
大阪メトロは「26時間券/48時間券」では、万博会場最寄りの「夢洲(ゆめしま)駅」を含む地下鉄の全線を乗り放題できます(乗り降り自由)。
【乗り放題範囲】
※大阪シティバス、いまざとライナー(今里駅~長居・あべの橋の路線バス)は利用できません。
※地下鉄が直通している私鉄区間(北大阪急行、阪急電車、近鉄電車)は利用できません。もし乗り越した場合は、下車駅の窓口で境界駅からの運賃精算の支払いが必要です(自動精算機は使えません)。
地下鉄の直通区間(利用不可) | 境界駅 | |
北大阪急行 | 千里中央・箕面萱野方面 | (御堂筋線)江坂駅 |
阪急電車 | 北千里・高槻市・京都方面 | (堺筋線)天神橋筋六丁目駅 |
近鉄電車 | 生駒・登美ヶ丘方面 | (中央線)長田駅 |
有効期間は利用開始から26時間/48時間
大阪メトロは「26時間券/48時間券」は、名前の通り、利用開始すると26時間後/48時間後まで使えます。
たとえば、午後1時から利用開始すると、26時間券は翌日の午後3時まで、48時間券は翌々日の午後1時まで乗り放題。
※深夜~早朝は運行していません。
上図のように、1日乗車券だと不経済という場合に「26時間券/48時間券」で対応できます。
観光施設などの割引特典付き!
「26時間券/48時間券」を、大阪市内の約30ヵ所の観光施設などで提示すると、入場料などの割引が受けられます。
【割引特典が受けられる主な施設】
- 大阪城天守閣
- 大阪城西の丸庭園
- 梅田スカイビル空中庭園
- 空庭温泉
- 天王寺動物園
- 天保山大観覧車
- 四天王寺
- スパワールド
- 大阪水上バス「アクアライナー」
- 帆船型観光船「サンタマリア」
- 大阪歴史博物館
- 大阪市立科学館
- 絹谷幸二 天空美術館
- 国立文楽劇場
- 心斎橋角座(寄席)
- 天満天神繁盛亭(寄席) など ※順不同
※優待の利用は各施設1回です。
「26時間券/48時間券」の特典施設に行きたいところが入っていない場合、「大阪楽遊パス」をチェックしてみてください。
「大阪楽遊パス」とは、市内の観光施設20か所以上(約32,000円相当)が2,400円(1日券)で利用できるQRコード式の観光券です。2日券もあります。
大阪メトロ「26時間券/48時間券」の発売期間と有効期間は?
大阪メトロ「26時間券/48時間券」の発売期間、有効期間は下記のとおりです。
発売期間(買える期間)
※万博の開催期間中はずっと発売しています。
有効期間(使える期間)
※割引特典の対象施設は、同じ日の営業時間内に限って利用できます。
大阪の地下鉄乗り放題「26時間券/48時間券」の値段は?
あらためて、大阪メトロ「26時間券/48時間券」の値段はこちら。
種類 | 大人 | 子供 |
26時間券 | 1,100円 | 550円 |
48時間券 | 1,800円 | 900円 |
参考までに、大阪地下鉄の主な区間の通常運賃はこんな感じです。
地下鉄の運賃幅 | 190円~480円 |
梅田駅~心斎橋/難波駅 | 240円 |
梅田駅~天王寺駅 | 290円 |
梅田駅~新大阪駅 | 240円 |
梅田駅~コスモスクエア駅 | 290円 |
梅田駅~森ノ宮駅 | 240円 |
東梅田駅~谷町四丁目駅 | 240円 |
梅田駅~日本橋/動物園前駅 | 240円 |
梅田駅~中百舌鳥駅 | 340円 |
新大阪駅・梅田駅~夢洲駅 | 430円 |
難波駅・天王寺駅~夢洲駅 | 430円 |
本町駅~夢洲駅 | 380円 |
森ノ宮駅~夢洲駅 | 430円 |
コスモスクエア駅~夢洲駅 | 330円 |
地下鉄の運賃は、市内のJRや私鉄より比較的高めです。しかも夢洲駅への新しい開業区間は割高な設定になっています。
このため、夢洲駅をからめて利用すると、元が取りやすいです。
※運賃の検索はこちら
大阪メトロ「26時間券/48時間券」はどこで買える?(購入方法)
大阪メトロの「26時間券/48時間券」は、下記の場所で24時間いつでも購入できます。操作は簡単です。
- 大阪メトロのスマホアプリ「eMETRO」
- 「スルッと QRtto(くるっと)」公式サイト
複数枚買って、同行者に分けることも可能です。
支払い方法はクレジットカードのみです。
大阪メトロ「26時間券/48時間券」の利用方法は?
利用する際は、「eMETRO」または「スルッと QRtto」で、購入した「26時間券/48時間券」を選んで「利用開始する」を押下します。
その時点から26時間、48時間後までが有効期間です。開始後は取り消しできません。
その「26時間券/48時間券」には、QRコードがあります。
駅では、それをスマホ画面に表示させて「QR」対応改札機の読み取り口にタッチして出入りします。
なお、QRコードは1分間の時間制限があります。表示しっぱなしにはできません。また、QRコードをスクショしたり、紙に印刷したものは使えません。
また、割引特典の対象施設では、スマホ画面に表示させたQRコードを入口や受付で係員に提示します。
大阪メトロ「26時間券/48時間券」公式サイト
「26時間券/48時間券」の最新情報や地下鉄の運行状況などは大阪メトロの公式サイトで確認ください。
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