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【この記事の内容】
- 「亀岡周遊パス2022」というスマホアプリ方式のお得な切符を紹介します。
この秋、京都の「保津川下り」と「嵯峨野トロッコ列車」に乗りに行きたいと検討中のあなたは、「亀岡周遊パス2022」は要チェックです。
お得な値段でトロッコ列車や保津川下り、市内のバス、タクシーが利用できる、土日祝限定のスマホアプリを使った観光切符です。
ここでは、「亀岡周遊パス2022」の内容、値段、発売期間、購入方法をまとめました。
「亀岡周遊パス2022」ってどんな切符?
「亀岡周遊パス2022」は、嵯峨野トロッコ列車、保津川下り、亀岡市内のバス、タクシーがお得に利用できる観光用の1日周遊切符です。
なお、利用は土日祝限定です(11月3日は除く)。
ちなみに、亀岡市は京都市の西隣で、京都駅からJRの快速電車で約20分と、そんなに遠くありません。
明智光秀ゆかりの地でもありますし、市街地から少し離れた山間部には、湯の花温泉という古くからの温泉場があります。
スマホアプリのデジタルチケット
「亀岡周遊パス2022」はスマホアプリを使った電子切符(デジタルチケット)です。紙版はありません。スマホ(あるいはタブレット)を持っていないと買えませんし、使えません。
スマホは、各自1台必要です(大人の場合)。
利用するアプリは「Japan Travel Guide」というもので、Google、Appleそれぞれのアプリストアからダウンロードできます。
実際に「亀岡周遊パス2022」を使うときは、スマホ画面にアプリで購入した切符を表示させて、係員や運転手に提示します。読み取り機にタッチという方式ではありません。
セット内容
「亀岡周遊パス2022」は、次のものがセットになっています。
- 保津川下り+トロッコ列車(1回)
- 市内バス・観光ルートバスの1日乗り放題
- お気軽タクシーチケット(1回)※希望者のみ別途有料
- 対象の施設や店舗の優待特典
保津川下り+トロッコ列車(1回)
「亀岡周遊パス2022」では、保津川下りとトロッコ列車を1回利用できます。コース(便)は午前と午後で指定されていて、予約が必要です。
「保津川下り」は、亀岡から京都の嵐山まで約16kmの渓流を、船頭さんが操る櫂や棹を頼りに、約2時間で下ります。
「トロッコ列車」は、嵯峨野観光鉄道が、京都のトロッコ嵯峨駅とトロッコ亀岡駅の間で運行している観光鉄道です。上り下りとも1時間に1本走っています。所要時間は約25分です。
コース1 | 8:00発保津川下り⇒11:02発トロッコ嵯峨駅⇒亀岡へ |
コース2 | 13:02発トロッコ嵯峨駅⇒15:00発保津川下り⇒嵐山へ |
※変更の場合があります。申し込みの際に確認ください。
保津川下りは、よほどの荒天でないかぎり、雨でも運航します。天幕が張られますが、傘はさせません。秋冬は防水とあわせて、防寒や着替えなどの備えが必要です。
もし、当日荒天で運休となった場合は、後日払い戻しされます(1,000円)。
平日の利用や「亀岡周遊パス」を使わない場合は、事前予約している方が無難です。
保津川下りの運航状況など最新情報は保津川下り公式サイト
路線バス・観光ルートバスの乗り放題
「亀岡周遊パス2022」では、亀岡市内の路線バス(京都京阪交通バスの一部路線、亀岡市ふるさとバス)と、観光ルートバスが1日乗り放題できます。
路線バスの亀岡市外区間は、乗り放題対象外です。市境をまたぐ路線では、市外~境界の停留所の通常運賃が別にかかります。
また、観光ルートバスは、「亀岡周遊パス2022」の利用者専用で、「トロッコ亀岡駅~JR亀岡駅~運動公園前~湯の花温泉~亀岡市交流会館前~なごみの里~出雲大神宮前~保津川下り乗船場~JR亀岡駅~トロッコ亀岡駅」を右回り、左回りの双方向に循環します。
ただ、本数は少なめで、11月3日は運休です。
なお、観光ルートバスは「亀岡周遊パス2022」以外では乗れません(現金、ICカードは×)。
詳細の路線図や時刻表は、「亀岡周遊パス2022」の公式サイトで確認ください(下方にリンクがあります)。
お気軽タクシーチケット(片道1回)
「亀岡周遊パス2022」の利用者は、希望すると3,500円区間が利用できるタクシーチケットを800円で1回購入できます。
例えば、亀岡駅~湯の花温泉は距離して8kmほどあります。
タクシー会社は、京都タクシーというところ限定です。
基本的には、京都タクシーに電話で配車予約して利用しますが、駅前などで客待ちしている車や「流し」を拾っても、京都タクシーならOKです(対象区間内)。アプリでは予約できません。
くわしくは「亀岡周遊パス2022」の公式サイトで確認ください(下方にリンクがあります)。
提携店や施設で優待特典が受けられます。
「亀岡周遊パス2022」のスマホ画面を、提携している飲食店や土産物店、観光施設、湯の花温泉の旅館で提示すると、料金の割引などの優待が受けられます。
最新情報は、「亀岡周遊パス2022」の公式サイトで確認ください(下方にリンクがあります)。
「亀岡周遊パス2022」の値段は?
「亀岡周遊パス2022」の値段は、このようになっています。
大人 | 3,000円 |
子供 | 1,500円 |
お気軽タクシーチケット(希望の場合) | 1台(定員4人)800円 |
「亀岡周遊パス2022」がどれくらい安いのかを感じるために、通常の運賃や料金を挙げてみました(大人の場合)。
保津川下り(定期乗合船) | 4,100円 |
トロッコ列車(片道) | 630円 |
京阪京都交通バス(初乗り) | 170円 |
京阪京都交通バス(トロッコ亀岡駅~保津川下り乗船場) | 310円 |
京阪京都交通バス(JR亀岡駅~湯の花温泉) | 450円 |
京都京阪交通バス(光秀公のまち亀岡一日乗車券) | 1,000円 |
京都タクシー(普通車初乗り1.3㎞) | 570円 |
タクシー一般(亀岡駅~湯の花温泉) | 約3,000円 |
やっぱり目立つのは「保津川下り」です。「亀岡周遊パス2022」は、便が決まっていますが、通常より格安で、トロッコ列車にも乗れて、バスも乗り放題とお値打ちです。
「亀岡周遊パス2022」の発売期間&有効期間は?
発売期間(買える期間)
「亀岡周遊パス2022」は、期間限定発売です。
有効期間(使える期間)
「亀岡周遊パス2022」はどこで買える?(購入方法)
「亀岡周遊パス2022」は、繰り返しになりますが、スマホに「Japan Travel Guide」というアプリをダウンロードして、そのなかでいつでも買うことができます。
ただし、利用の前日までです。
保津川下りとトロッコ列車の予約がとれないと買えませんので、日程が決まったら、とりあえず照会してみてください。
あと、次の点も注意が必要です。
- 支払いはクレジットカード払いのみです。
- スマホ1台で大人1枚、子供2枚しか買えません。
家族や友達と出かけるときは、それぞれのスマホで購入してから、保津川下りやトロッコ列車の同じ便を予約する必要があります。
アプリを入れて「亀岡周遊パス2022」を買った後、切符を「有効化」すると、使えるようになります(その日1日有効)。「有効化」したあとは、取り消し、払い戻しできません。
逆に「有効化」しないうちは、いつでも取り消しできます。
その際、手数料はかかりませんが、「亀岡周遊パス2022」の代金は一旦引き落としされて、後日返金という形になります(カード会社の取り決め通り)。
「保津川下り」と「トロッコ列車」の空き状況は、「亀岡周遊パス2022」を購入しないと、照会できません。そして、予約は「保津川下り」⇒「トロッコ列車」の順に行います。
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