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この記事の内容
- 山陽電車の「神戸西須磨パークス1dayチケット」を紹介します(内容、値段、発売期間、購入方法)。
神戸の「須磨離宮公園」と「須磨浦山上遊園」に、できるだけ安く出かけたいというあなたは、山陽電車の「神戸西須磨パークス1dayチケット」をチェックしてみてください。
これは、山陽電車の1日乗り放題と「須磨離宮公園」入園料、「須磨浦山上遊園」のロープウェイ・カーレーターがセットになった割引切符です。
アクセスの電車代が実質無料とお得です。
ここでは、「神戸西須磨パークス1dayチケット」の内容、値段、発売期間、購入方法をまとめました。【2024年版】
「神戸西須磨パークス1dayチケット」の発売は終了しました(2024年12月8日)。
「須磨離宮公園」は、元皇室の別荘「武庫離宮」の跡地に整備された西洋式庭園と植物園からなる公園です。
最寄り駅は山陽電車「月見山駅」。徒歩約10分です。
「須磨浦山上遊園」は、一の谷の合戦場近く、鉢伏山の山頂にある神戸屈指の絶景ポイントです。ただ、絶叫マシーンやアトラクションがあるような一般的イメージの「遊園地」ではありません。
最寄り駅は「須磨浦公園駅」です。ロープウェイと名物の「日本一乗り心地が悪い乗り物」カーレーターを乗り継いで登ります。
どちらも眺望が良くて、自然を感じながら、のんびりできるところです。
半日ずつの滞在で両方1日で回れます。寒くなければ、弁当持参もおすすめ。
山陽電車「神戸西須磨パークス1dayチケット」ってどんな切符?
「神戸西須磨パークス1dayチケット」は、出発地によって4種類あります。
種類 | 有効区間 |
エリア版 | 山陽電車「西代駅~西舞子駅」乗り放題 |
明石市内版 | 山陽電車「西代駅~西二見駅」乗り放題 |
山陽全線版 | 山陽電車「西代駅~姫路駅・網干駅」乗り放題 |
神戸市営地下鉄版 | 地下鉄「各駅~板宿駅」往復+山陽電車「西代駅~西舞子駅」乗り放題 |
それぞれ、山陽電車の有効区間内で、1日乗り放題(乗り降り自由)で利用できます。
「神戸市地下鉄版」の地下鉄区間は、乗り放題ではありません。板宿駅までの往復(行き帰り1回ずつ)の利用です。
なお、地下鉄と山陽電車との乗り換えは「板宿駅」限定です。
そして、各版とも、次の内容がセットになっています。
- 「須磨離宮公園」入園料
- 「須磨浦山上遊園」Bコース料金(ロープウェイ・カーレーターの往復、回転展望閣入館)
「須磨離宮公園」と「須磨浦山上遊園」へのアクセスだけでなく、他のところへも足を伸ばしたり、立ち寄ったりできます。
山陽電車「神戸西須磨パークス1dayチケット」の値段は?
「神戸西須磨パークス1dayチケット」の値段はこちら。大人用のみの発売です。
種類 | 値段 |
エリア版 | 1,250円 |
明石市内版 | 1,400円 |
山陽全線版 | 1,700円 |
神戸市営地下鉄版 | 1,700円 |
この金額のなかに、通常「須磨離宮公園」「須磨浦山上遊園」で必要な下記の料金が含まれています。
須磨離宮公園:入園料(大人) | 400円 |
須磨浦山上遊園:Bコース利用料(大人) | 1,200円 |
ご覧のように、これだけで、通常1,600円します。
「神戸西須磨パークス1dayチケット」の「エリア版」と「明石市内版」の値段は、これより安いので、アクセスの電車代は実質無料と言えます。
「山陽全線版」「神戸市営地下鉄版」も、電車代は100円とみなせます。
しかも、山陽電車内は1日乗り放題なので、断然お得です。
それから、「神戸西須磨パークス1dayチケット」は、須磨浦山上遊園だけに行っても元は取れます。
でも、須磨離宮公園だけの場合は微妙です。
主な駅から月見山駅まで電車往復+入園料の場合と比べてみました。
発着駅 | 往復運賃 | 離宮公園 | 通常合計 | 1dayチケット |
姫路駅 | 1,640円 | 400円 | 2,040円 | 1,700円 |
高砂駅 | 1,440円 | 400円 | 1,840円 | 1,700円 |
東二見駅 | 1,160円 | 400円 | 1,560円 | 1,400円 |
明石駅 | 920円 | 400円 | 1,320円 | 1,400円 |
西代駅 | 400円 | 400円 | 800円 | 1,250円 |
西神中央駅 | 1,040円 | 400円 | 1,440円 | 1,700円 |
名谷駅 | 820円 | 400円 | 1,220円 | 1,700円 |
三宮駅 | 900円 | 400円 | 1,300円 | 1,700円 |
谷上駅 | 1,040円 | 400円 | 1,400円 | 1,700円 |
このように、明石市内版の一部の駅やエリア版、神戸市営地下鉄版は、値段的に損になります。
でも、山陽電車内は乗り放題なので、乗れば乗るほどお得。使い方次第です。
なお、須磨浦山上遊園だけに行く場合は、「神戸西須磨パークス1dayチケット」よりも、安い切符があります。下記の記事を参考にしてください。
【三宮・大阪方面からは】
三宮や大阪方面から、須磨離宮公園と須磨浦山上遊園へアクセスする場合は、三宮で「神戸市営地下鉄版」で買うよりも、「三宮・明石市内1dayチケット」という切符の方がお得です。
内容 |
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値段 |
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発売場所 |
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このように、「三宮・明石市内1dayチケット」の値段は、三宮からの電車代を入れても、須磨浦山上遊園のコース料金よりも安いです。
そして、明石まで足をのばせます。
須磨離宮公園の入園料は含まれていませんが、現地支払いで合計1,550円です。
大阪方面からは、いったん三宮で下車して、阪神電車の窓口で「三宮・明石市内1dayチケット」を買ってください。
山陽電車「神戸西須磨パークス1dayチケット」は発売期間と有効期間は?
「神戸西須磨パークス1dayチケット」は、期間限定の切符です。
発売期間(買える期間)
2024年(令和6年)3月8日(神戸市営地下鉄版は3月20日)~12月8日
有効期間(使える期間)
2024年(令和6年)3月8日(神戸市営地下鉄版は3月20日)〜12月8日のうちの好きな1日
なお、「神戸市営地下鉄版」は、買った時期によって有効期間が違います。
購入時期 | 有効期間 | |
春 | 2024年3月20日~5月31日 | 2024年3月20日~6月30日 |
夏 | 2024年6月1日~8月31日 | 2024年6月1日~9月30日 |
秋 | 2024年9月1日~12月8日 | 2024年9月1日~12月8日 |
※須磨離宮公園、須磨浦山上遊園の利用は、電車と同じ日に限ります。
※利用当日の電車は、始発から終電まで乗り放題できます。
購入する前や出かける前に、須磨離宮公園、須磨浦山上遊園の休園日や営業時間など最新情報を確認ください。
【基本の休園日】
- 須磨離宮公園:毎週木曜日(祝日の場合は営業)
- 須磨浦山上遊園:毎週火曜日(祝日の場合は営業)
もし、行って入れなくても、切符の返金はしてもらえません。
山陽電車「神戸西須磨パークス1dayチケット」はどこで買える?(購入方法)
「神戸西須磨パークス1dayチケット」は、下記の山陽電車の駅などで、出かける当日、または事前に購入できます。
エリア版 |
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明石市内版 |
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全線版 |
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神戸市営地下鉄版 |
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※須磨離宮公園では発売していません。
山陽電車「神戸西須磨パークス1dayチケット」公式サイト
「神戸西須磨パークス1dayチケット」についての最新情報は、山陽電車の公式サイトで確認ください。
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