こんな疑問にお答えします。
この記事の内容】
- 「大阪周遊パス」と「大阪楽遊パス」の違いを紹介します(内容、利用できる施設、値段、購入方法、利用方法など)
大阪をお得に観光したいあなたは、とりあえず「大阪周遊パス」と「大阪楽遊パス」はチェックした方がいいですよ。
どちらも、大阪の観光施設を「格安の定額」で利用できる周遊券で、1日用と2日用が発売されています。
名前が一文字違いで似ていますが、いろいろ違いがあります。
ここでは、その違いをまとめました。大阪観光の際の参考にしてください。【2024年版】
「大阪周遊パス」とは?
「大阪楽遊パス」とは?
大阪周遊パスと大阪楽遊パスの「内容」の違い
それでは、大阪周遊パスと大阪楽遊パスの違いを紹介していきます。
無料で利用できる施設の違い
「大阪周遊パス」と「大阪楽遊パス」はどちらも、いろんな観光施設を無料で利用できる点が一番の特徴です。
その対象の施設が、「大阪周遊パス」は約40か所、「大阪楽遊パス」は約30か所と異なります。
その多くは、両方に共通しています。なかには、どちらか一方だけというところもありますので、確認が必要です。
「大阪周遊パス」と「大阪楽遊パス」それぞれの具体的な対象施設は、表の通りです。
※2024年(令和6年)11月現在の状況です。
施設 | 通常料金 | 周遊パス | 楽遊パス |
---|---|---|---|
梅田スカイビル空中庭園展望台(15時まで) | 2,000円 | ○ | ○ |
絹谷幸二 天空美術館 | 1,000円 | ○ | ○ |
HEP FIVE観覧車 | 800円 | ○ | ○ |
大阪くらしの今昔館(住まいのミュージアム) | 600円 | ○ | ○ |
中之島リバークルーズ(16:30発便まで) | 1,500円 | ○ | ○ |
国立国際美術館(コレクション展) | 430円 | ○ | × |
とんぼりリバークルーズ/ジャズボート | 1,500円 | ○ | ○ |
上方浮世絵館 | 700円 | ○ | ○ |
道頓堀ZAZAお笑いライブ | 1,000円 | ○ | ○ |
WONDER CRUISE | 1,500円 | ○ | ○ |
天保山大観覧車 | 900円 | ○ | × |
GLION MUSEUM | 1,200円 | ○ | ○ |
帆船型観光船サンタマリア デイクルーズ/トワイライトクルーズ | 1,800円/2,300円 | ○ | ○ |
キャプテンライン | 1,700円 | ○ | ○ |
レゴランド・ディスカバリーセンター(火~金のみ) | 3,200円 | ○ | ○ |
さきしまコスモタワー展望台 | 1,000円 | ○ | ○ |
ボートレース住之江(開催日のみ) | 入場100円/B観覧席1,500円 | × | ○ |
大阪城天守閣 | 600円 | ○ | × |
大阪城西ノ丸庭園 | 200円 | ○ | × |
大阪水上バス アクアライナー/大川さくらクルーズ/寄り道サンセットクルーズ | 2,000円/1,200円/1,600円 | ○ | ○ |
大阪城御座船 | 1,500円 | ○ | ○ |
海洋堂フィギュアミュージアム・ミライザ大阪城 | 1,000円 | ○ | × |
重要文化財 大阪城の櫓YAGURA特別公開(期間限定) | 800円~ | ○ | × |
大阪歴史博物館(常設展) | 600円 | ○ | × |
大阪企業家ミュージアム | 300円 | ○ | × |
ピースおおさか(大阪国際平和センター) | 250円 | ○ | ○ |
咲くやこの花館 | 500円 | ○ | × |
通天閣:一般展望台 | 1,000円 | ○ | ○ |
通天閣:TOWER SLIDER | 1,000円 | ○ | ○ 平日のみ |
通天閣:Dive&Walk | 3,000円 | ○ | × |
天王寺動物園 | 500円 | ○ | ○ |
四天王寺(中心伽藍・本坊庭園) | 中心伽藍500円、本坊庭園300円 | ○ | ○ |
大阪市立長居植物園 | 300円 | ○ | × |
大阪市立自然史博物館 | 300円 | ○ | × |
さかい利晶の杜 | 300円 | ○ | × |
堺市博物館 | 200円 | ○ | × |
忍者トリックハウス(エディオンなんば本店) | 1,000円 | × | ○ |
天然温泉ひなたの湯 | 平日880円/土休日1,000円 | × | ○ |
道頓堀ミュージアム並木座 | 1,200円 | × | ○ |
オオサカホイール(日本一の大観覧車) | 1,000円 | × | ○ |
海洋堂ホビーランド | 1,000円 | × | ○ |
交通機関(電車・バス)の利用の違い
「大阪周遊パス」と「大阪楽遊パス」のもう1つの大きな違いは、電車やバスの交通機関の利用が含まれているかどうかです。
「大阪周遊パス」は、大阪の地下鉄(メトロ)と大阪シティバス、そして近鉄電車、南海電車、阪急電車、阪神電車、京阪電車の指定区間が乗り放題で利用できます。
一方、「大阪楽遊パス」には、電車やバスなどは付いてません。移動の交通費は別に必要です。
車や自転車、徒歩で出かける場合や、別の切符を使う場合に向いています。
大阪周遊パスと大阪楽遊パスの「値段」の違い
「大阪周遊パス」と「大阪楽遊パス」は、上記のように内容が違うので、もちろん値段も変わってきます。
なお、どちらも大人用のみの発売です。
大阪周遊パス | 大阪楽遊パス | |
1日券 | 3,300円 | 2,400円 |
2日券 | 5,500円 | 3,000円 |
この金額で、それぞれの対象施設が全部利用できます。
各施設の通常料金と比べたら、激安さは一目瞭然です。施設によっては、子供が使ってもお得です。
大阪周遊パスと大阪楽遊パスの「カタチ」と「利用方法」の違い
「大阪周遊パス」と「大阪楽遊パス」は、どちらもスマホを使うQRコード式のものです。チケットレスで、切符の現物は発行しません。
「大阪周遊パス」では、駅の改札機にQRコードを表示させたスマホ画面をタッチして乗り降りします。
バスや観光施設では、備えつけのQRコードをスマホで読み取って使います。
このため、スマホは必須です。
「大阪楽遊パス」は、観光施設の入口や窓口でQRコードを提示して、読み取ってもらいます。
スマホが無い場合は、自分でQRコードを印刷した紙を提示することで利用できます。
大阪周遊パスと大阪楽遊パスの「購入方法」の違い
「大阪周遊パス」「大阪楽遊パス」とも、利用当日はもちろん、事前にでも買うことができます。
どちらも、インターネットでの発売です。駅や観光案内所などでは買えません。
まとめ:大阪周遊パスと大阪楽遊パスの違い
以上の「大阪周遊パス」と「大阪楽遊パス」の違いを、簡単に表にまとめました。
大阪周遊パス | 大阪楽遊パス | |
形態 | チケットレス(QRコード) | チケットレス(QRコード) |
利用できる施設 | 約40か所 | 約30か所 |
電車・バスの利用 | ○ | × |
値段 | 1日券:3,300円 2日券:5,500円 |
1日券:2,400円 2日券:3,000円 |
発売場所(購入方法) | インターネット | インターネット |
詳細・最新情報 | 公式サイト | 公式サイト |
基本的な選ぶポイントは、あなたの行きたい施設が対象に入っているかどうかと、電車やバスの乗り放題が必要かどうかです。
コスパは「大阪周遊パス」の方がいいですが、どちらも、めちゃくちゃお得なのは確か。元は取りやすいです。
大阪の観光にうまく活用ください。
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