こんなお悩みにお答えします。
【この記事の内容】
- JR西日本の「夏休みお子様1000円!ファミリーきっぷ」を紹介します(内容、値段、発売期間、購入方法)。
今年の8月に、小学生のお子さんを連れて、JR西日本の新幹線や特急列車で旅行や帰省する予定があるあなたは、「夏休みお子様1000円!ファミリーきっぷ」をチェックしてみてください。
これは、文字通り、子供用の値段が一律1,000円という切符です。
子供を連れる大人にも、割引があります。
通常、子供は大人の半額なので、家族で出かける際に、かなりの節約になりますよ。
ただし、対象の列車や区間が指定されています。
- 山陽新幹線「のぞみ」など(大阪市内⇔博多ほか)
- 特急「サンダーバード」(大阪市内⇔福井・金沢・富山)
- 特急「くろしお」(大阪市内⇔白浜)
- 特急「こうのとり」(大阪市内⇔城崎温泉)
- 特急「やくも」+新幹線「のぞみ」(大阪市内⇔出雲市)
このなかに、あなたの行先に合ったものがあったらラッキー!
ここでは、「夏休みお子様1000円!ファミリーきっぷ」の内容や値段、発売期間、購入方法(買い方)をまとめました。
JR西日本「夏休みお子様1000円!ファミリーきっぷ」ってどんな切符?
子供連れ向けの片道用です。
「夏休みお子様1000円!ファミリーきっぷ」は、子供連れ向けの割引片道切符です。
購入や利用にあたって、次のような条件があります。
- 必ず子供1人を含む2人以上で購入、利用しないとけません(同じ乗車日、同じ列車、同じ区間)。
- 大人用のみ、子供用のみの購入はできません。
- 1回の予約で子供用は2人分までの発売です。
このように、大人と子供は必ずセットです。
子供は、実の子でなくても構いません。親戚の子でも、他人の子でもOK。
それと、子供用は2人分しか買えないので、注意してください。子供が3人以上いる場合は、予約を分けて行うなど工夫が必要です。
列車と区間、座席数限定の発売です。
「夏休みお子様1000円!ファミリーきっぷ」は、JR西日本の全線を対象にした切符ではありません。
利用できる列車と区間は、下記の通りです。
また、発売の座席数も限定されています(数は未公表)。
なお、新幹線・特急列車では、指定席を利用します。
「夏休みお子様1000円!ファミリーきっぷ」発売対象の列車
山陽新幹線(大阪市内~岡山・広島・小倉・博多など) |
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大阪市内~福井・金沢・富山 |
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大阪市内~白浜 |
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大阪市内~城崎温泉 |
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大阪市内~出雲市 |
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JR西日本「夏休みお子様1000円!ファミリーきっぷ」の値段は?
あらためて、「夏休みお子様1000円!ファミリーきっぷ」の値段です。
子供用は、利用区間に関係なく一律で、1人1,000円です。
乗車券(運賃)と指定席特急料金が「込み」なので、これだけで乗れます。
利用区間の例 | 通常(最繁忙期) | ファミリーきっぷ |
大阪市内~広島駅(のぞみ) | 5,670円 | 1,000円 |
大阪市内~博多駅(のぞみ) | 8,200円 | |
大阪市内~金沢駅(サンダーバード) | 4,090円 | |
大阪市内~白浜駅(くろしお) | 3,100円 | |
大阪市内~城崎温泉駅(こうのとり) | 3,260円 | |
大阪市内~出雲市駅(のぞみ+やくも) | 6,860円 |
大人用の値段も、通常の夏休み期間中(繁忙期、最繁忙期)の値段より安く設定されています。
山陽新幹線の大人用(片道1人)
山陽新幹線は、大阪市内、岡山駅、広島市内、小倉駅、博多駅の相互の区間で設定されています。
速い「のぞみ」「みずほ」も利用できます。
設定区間 | 対象の列車 | 通常(最繁忙期) | ファミリー |
大阪市内⇒岡山駅 岡山駅⇒大阪市内 |
のぞみ・みずほ |
6,860円 | 6,130円 |
大阪市内⇒広島市内 広島市内⇒大阪市内 |
11,350円 | 10,400円 | |
大阪市内⇒小倉駅 小倉駅⇒大阪市内 |
15,540円 | 14,380円 | |
大阪市内⇒博多駅 博多駅⇒大阪市内 |
16,420円 | 15,210円 |
※上記以外の区間の値段はこちら。
特急列車の大人用(片道1人)
特急列車は、大阪市内発着の区間で設定されています。
設定区間 | 対象の列車 | 通常(最繁忙期) | ファミリー |
大阪市内⇒福井駅 福井駅⇒大阪市内 |
サンダーバード | 6,540円 | 5,830円 |
大阪市内⇒金沢駅 金沢駅⇒大阪市内 |
8,190円 | 7,400円 | |
大阪市内⇒富山駅 富山駅⇒大阪市内 |
サンダーバード +新幹線つるぎ(自由席) |
9,260円 | 8,600円 |
大阪市内⇒白浜駅 白浜駅⇒大阪市内 |
くろしお | 6,210円 | 5,830円 |
大阪市内⇒城崎温泉駅 城崎温泉駅⇒大阪市内 |
こうのとり | 6,540円 | 5,830円 |
大阪市内⇒出雲市駅 出雲市駅⇒大阪市内 |
新幹線のぞみ +やくも |
13,730円 | 12,280円 |
以上のように、「夏休みお子様1000円!ファミリーきっぷ」の大人用は、新幹線も特急列車も通常の値段(最繁忙期)と比べて、1割弱安くなっています。
割引率はそんなに高くないですが、連れている子供の分が、1,000円と大幅割引になっているので、家族やグループ全体でみれば、かなりお得です。
JR西日本「夏休みお子様1000円!ファミリーきっぷ」の発売期間と有効期間は?
発売期間(買える期間)
「夏休みお子様1000円!ファミリーきっぷ」は、期間限定の発売です。
※発売の座席数も限られています。売り切れると、上記の期間中でも発売終了します。
有効期間(使える期間)
実際に利用できるのは、下記の期間です。
※予約した列車のみ有効です。
JR西日本「夏休みお子様1000円!ファミリーきっぷ」はどこで買える?(購入方法・注意点)
買えるのは出発3日前まで!
「夏休みお子様1000円!ファミリーきっぷ」は、利用する日の1ヶ月前10:00から3日前までの発売です。直前や当日は買えません。
発売はインターネットのみ!
「夏休みお子様1000円!ファミリーきっぷ」は、インターネット限定発売です。
駅の「みどりの窓口」や券売機では買えません。
「夏休みお子様1000円!ファミリーきっぷ」を購入するには、JR西日本の予約サイト「e5489」にアクセスします。
「夏休みお子様1000円!ファミリーきっぷ」を選んで、利用日、列車、区間、利用人数を入力して申し込みます(予約、購入)。
このとき、先にも触れましたが、次の点に注意です。
- 子供を入れて、必ず2人以上で予約。
- 1回の予約で、子供は2人まで。
代金の支払いは、クレジットカード払い、駅払い、コンビニ払い、金融機関への振り込みが選べます。
クレジットカードはその場で決済になります。
駅払い、コンビニ払い、金融機関振り込みの場合は指定の期限までに入金します(遅れると自動的に予約取り消し)。
予約・支払いが完了したあとは、出発までに、全員分の「夏休みお子様1000円!ファミリーきっぷ」の現物を、JR駅の「みどりの窓口」または「みどりの券売機」で受け取りが必要です。
切符の現物がないと、乗車できません。
予約の変更はできません。
「夏休みお子様1000円!ファミリーきっぷ」を買った後は、切符の受け取りに関係なく、出発日や利用列車、区間、人数などの変更は一切できません。
どうしても変更したい場合は、切符の受け取り前で、予約済み列車の出発時刻までに、「e5489」で取り消し操作(払い戻し)してから、新規で予約を取るかたちになります(払い戻し手数料1枚560円~がかかります)。
予約した列車以外は利用できません。
「夏休みお子様1000円!ファミリーきっぷ」は、予約した列車にしか乗れません。
もし、乗り遅れた場合で、後の列車や別の列車に乗るには、あらためて特急券(自由席でも)を買う必要があります。
※乗り遅れた場合は、乗車券(運賃)の部分だけが有効です。
JR西日本「夏休みお子様1000円!ファミリーきっぷ」公式サイト
「夏休みお子様1000円!ファミリーきっぷ」の最新情報や「e5489」の会員登録については、JR西日本の公式サイトで確認ください。
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