こんなお悩みにお答えします。
【この記事の内容】
- JR「西日本どこまで4DAYS」という切符を紹介します(内容、範囲、値段、発売期間、購入方法)。
この2月下旬から3月下旬の春先に、西日本(関西、北陸、山陽、山陰)方面へ、JRを利用して、できるだけ安く、交通費を節約して旅行に出かけたいというあなたは、「西日本どこまで4DAYS」という切符に大注目です!
これは、JR西日本と智頭急行の普通列車が4日間乗り放題というもので、値段は、なんと9,800円。
新幹線は利用できませんが、特急列車には追加料金を払うと乗れます。
時期的に卒業旅行や受験、帰省などに利用チャンスは多いと思います。
「青春18きっぷ」を検討している人も比べてみるといいです。山陰方面など、行先によっては「西日本どこまで4DAYS」の方が便利です。
ここでは、JR「西日本どこまで4DAYS」の内容、有効範囲、値段、発売期間、購入方法(買い方)をまとめました。
JR「西日本どこまで4DAYS」の発売は終了しました(2023年3月17日)。
JR「西日本どこまで4DAYS」ってどんな切符?
JR西日本と智頭急行の普通列車が乗り放題!
「西日本どこまで4DAYS」は、JR西日本と智頭急行の普通列車が乗り放題できる切符です(乗り降り自由)。
【西日本どこまで4DAYS】の乗り放題範囲
4日間乗り放題 |
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※「西日本どこまで4DAYS」の最西端は「下関駅」です。九州方面は範囲外(博多駅~博多南駅のみ特急券追加で利用OK)。
※IRいしかわ鉄道の「金沢駅~津幡駅」は、JRの北陸線と七尾線を利用する場合のみ通過乗車できます。途中の駅では乗り降りできません(下車すると運賃がかかります)。
※富山県の「あいの風とやま鉄道」は対象外です(利用には通常運賃が必要)
普通列車とは、乗車券(運賃)だけで乗れる列車のことです。具体的には「普通(各駅停車)」と「新快速、快速、〇〇快速」です。
新幹線や特急列車は利用できません。
ただし、特急列車は、特急券を追加で購入すれば乗れます。
追加料金を払っても乗れない列車
- 新幹線(全列車)
- 寝台特急「サンライズ出雲・瀬戸」号
- 観光特急「WEST EXPRESS 銀河」号
それから、JR西日本は各地で、個性的な車両で観光列車を運行しています。
その一部の列車には、「西日本どこまで4DAY」に指定席券やグリーン券だけを追加購入することで乗れます。
- 「ベル・モンターニュ・エ・メール」(城端線・氷見線)指定席券を追加
- 「あめつち」(鳥取駅~出雲市駅)指定席グリーン券を追加
- 「SAKU美SAKU楽(さくびさくら)」(岡山駅~津山駅)指定席券を追加
- 「La Malle de Bois(ラ・マル・ド・ボァ)」(岡山駅~尾道駅)指定席グリーン券を追加
- 「etSETOra(エトセトラ)」(広島駅~尾道駅)指定席グリーン券を追加
- 「◯◯のはなし」(新下関〜東萩)座席指定券を追加
利用は1人からOK。
JR「西日本どこまで4DAYS」は、1人から利用できて、使いやすいです。
有効期間は4日間。
繰り返しになりますが、「西日本どこまで4DAYS」は、名前の通り4日間用です。
ただし、4日間は連続している必要があります。
駅レンタカーのSクラスが特別割引。
「西日本どこまで4DAYS」の利用者は、特典として、切符の有効期間中に、駅レンタカーを1回1台、対象の車種を特別割引で借りられます。
対象車種・プラン |
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通常の基本料金は、1日7,000円前後なので、かなりお得です。
駅レンタカー特典を利用するには、自分で直接、駅レンタカーに「西日本どこまで4DAYS」の利用を伝えて予約します(前日まで電話受付、ネット受付は2日前まで)。
そして、当日は現地の営業所で「西日本どこまで4DAYS」を提示して、代金を支払います。
なお、台数は限定されていますので、予約は早めが確実です。もし満車で借りられなくても、「西日本どこまで4DAYS」切符の払い戻しはありません。
※Sクラスは1000~1300㏄の5人定員の車種です。具体的にはフィット、デミオ、ノート、ヴィッツなど(車は選べません)。
駅レンタカーについて詳しくは公式サイトを参照ください。
JR「西日本どこまで4DAYS」の値段は?
あらためて、JR「西日本どこまで4DAYS」の値段はこちら。発売は大人用のみです。
大人(ひとり) | 9,800円 |
この値段で4日分です。行先によっては、往復するだけでも元が取れます。
【参考】大阪駅から主な駅までの片道運賃
大阪駅~金沢駅 | 4,840円 |
大阪駅~福井駅 | 3,410円 |
大阪駅~白浜駅 | 3,080円 |
大阪駅~新宮駅 | 7,120円 |
大阪駅~城崎温泉駅 | 3,410円 |
大阪駅~鳥取駅(智頭急行経由) | 3,960円 |
大阪駅~出雲市駅(岡山経由) | 6,600円 |
大阪駅~広島駅 | 5,720円 |
大阪駅~下関駅 | 8,910円 |
大阪駅~東萩駅 | 9,460円 |
「西日本どこまで4DAYS」の本領は乗り放題。途中下車や周遊をやればやるほど、お得さが増します。
JR「西日本どこまで4DAYS」の発売期間と有効期間は?
発売期間(買える期間)
3月18日利用開始分までの発売です。
有効期間(使える期間)
※利用開始日の午前0時から最終日の終電(日付をまたいだ場合は最初の停車駅、大阪近郊区間内では終着駅)まで乗り放題できます。
JR「西日本どこまで4DAYS」はどこで買える?(購入方法)
JR「西日本どこまで4DAYS」の発売場所と時期は、次のようになっています。
- 【場所】インターネットのJR西日本予約サイト「e5489」限定。
- 【時期】乗車日の1ヶ月前から前日まで。
まず、「西日本どこまで4DAYS」は、JRの駅や旅行会社では買えません。買えるのは、インターネット「e5489」だけです。
パソコンやスマホから、いつでもアクセスして申し込み・購入できます。
ただ、買える「西日本どこまで4DAYS」は、翌日から1カ月先までの間に乗車する分です。
出かける当日に当日分は買えないので、注意が必要です。
「e5489」での購入は、利用する日付や必要枚数、支払い方法を入力するだけで、簡単です。
必要なら、特急列車(指定席)の予約もできます。
支払いは、クレジットカード払い、駅払い、コンビニ払いが選べます。
駅払い、コンビニ払いにする場合は、おそくとも乗車の2日前までに入金が必要になるので、購入手続き早めに行ってください。
そして、「e5489」の購入完了したら、出発当日、最初に改札するまでに、駅の「みどりの窓口」または「みどりの券売機」に寄って、「西日本どこまで4DAYS」の現物を受け取ります。
「西日本どこまで4DAYS」を購入した後は、利用日などの変更はできません。
ただし、クレジットカードで支払った場合で、切符の受け取り前でしたら、規定の期限まで「e5489」で何回でも変更できます。
また、「西日本どこまで4DAYS」を取り消したいときは、有効期間内で未使用なら、払い戻しを受けられます(手数料220円)。
JR「西日本どこまで4DAYS」公式サイト
「西日本どこまで4DAYS」の最新情報、「e5489」の利用登録は、JR西日本の公式サイトで確認ください。
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