
こんなお悩みにお答えします。
【この記事の内容】
- 阪神電車の「阪神・明石市内1dayチケット」という切符を紹介します(内容、値段、発売期間、購入方法)。
大阪~神戸~明石をなるべく安く電車移動したいあなたはは、阪神電車の「阪神・明石市内1dayチケット」という切符を、チェックしてみてください。
これは、大阪梅田・難波~明石市内の各駅の間を乗り放題できる1日乗車券です。
区間によっては、往復するだけでも通常の運賃より安くなります。例えば、梅田~明石では約12%お得。JRと比べても安いです。
ここでは、「阪神・明石市内1dayチケット」の内容と発売期間、購入方法をまとめました。【2025年版】

「阪神・明石市内1dayチケット」ってどんな切符?
「阪神・明石市内1dayチケット」は、阪神電車と山陽電車の大阪(梅田・難波)~明石市内の区間(下図)が乗り放題・乗り降り自由の1日乗車券です。
【阪神・明石市内1dayチケットの乗り放題範囲】
- 阪神電車の全線
- 山陽電車の西代駅~西二見駅
※阪神電車と山陽電車は直通運転しています。
「阪神・明石市内1dayチケット」には、磁気カード版とスマホのQRコードで乗り降りするデジタル版の2つのタイプがあります。
内容は同じですが、値段がデジタル版の方が安いです(後述します)。
そのデジタル版では、切符を発行しません(チケットレス)。スマホが切符になります。
このため、利用にはインターネットにつながるスマホが必須です。
デジタル版では、「阪神・明石市内1dayチケット」用のQRコードを表示させたスマホ画面を「QR」の表示がある改札機の読み取り場所に、直接タッチして出入りします。
※改札機のすべてが「QR」対応とは限りません。
利用当日は、スマホを忘れたり、電波が弱かったり、充電が切れたりして画面表示ができなくなると、切符は無効です。
このため、スマホの取り扱いには、いつも以上に注意が必要です。特に電池対策に、モバイルバッテリーの携帯をおすすめします。
「阪神・明石市内1dayチケット」の発売期間と有効期間は?(2025年版)
「阪神・明石市内1dayチケット」の発売期間と有効期間は、下記のとおりです。
発売期間(買える期間)
2025年(令和7年)4月1日〜2026年(令和8年)3月31日
有効期間(使える期間)
2025年(令和6年)4月1日〜2026年(令和8年)4月30日のうちの好きな1日(デジタル版は購入日から3か月以内)
※利用当日は、始発電車から最終電車まで乗り放題できます。
※デジタル版の利用できる最終日は、2026年4月30日です。
乗り放題「阪神・明石市内1dayチケット」の値段は?(2025年版)
「阪神・明石市内1dayチケット」(2025年版)の値段はこちら。
大人用のみの発売です。
磁気カード版 | 1,900円 |
QRデジタル版 | 1,690円 |
参考までに、大阪~明石の主な区間の通常運賃を挙げてみました。
利用区間 | 普通運賃(大人) |
大阪梅田駅~明石駅 | 片道960円(往復1,920円) |
大阪梅田駅~西二見駅 | 片道1,150円(往復2,300円) |
大阪難波駅~明石駅 | 片道1,050円(往復2,100円) |
大阪難波駅~西二見駅 | 片道1,240円(往復2,480円) |
ドーム前~明石駅 | 片道1,050円(往復2,100円) |
西九条駅~明石駅 | 片道950円(往復1,900円) |
尼崎駅~明石駅 | 片道930円(往復1,860円) |
西宮駅~明石駅 | 片道910円(往復1,820円) |
芦屋駅~明石駅 | 片道880円(往復1,760円) |
このように、大阪~明石駅を往復するだけでも「阪神・明石市内1dayチケット」のデジタル版を使うと、梅田では通常より約12%、難波では約20%お得です。
往復では損になる駅からでも、乗り放題を生した使い方次第で、メリットは出てきます。
【参考】主な区間の普通運賃(大人片道)
利用区間 | 普通運賃 |
運賃幅 | 阪神電車140~420円 山陽電車170~660円 |
大阪梅田駅~甲子園駅 | 280円 |
大阪梅田駅~神戸三宮駅 | 330円 |
神戸三宮駅~明石駅 | 630円 |
神戸三宮駅~林崎松江海岸駅 | 700円 |
明石駅~林崎松江海岸駅 | 200円 |
須磨浦公園駅~明石駅 | 390円 |
垂水駅~明石駅 | 250円 |
ちなみに、大阪~神戸~明石の間は、JR神戸線も走っています。
その主な区間の普通運賃は、次の通りです(大人)。
JRの場合 | 普通運賃 |
大阪駅~明石駅 | 片道960円(往復1,920円) |
JR難波駅~明石駅 | 片道1,120円(往復2,240円) |
西九条駅~明石駅 | 片道960円(往復1,920円) |
尼崎駅~明石駅 | 片道750円(往復1,500円) |
大阪駅~三ノ宮駅 | 片道420円 |
三ノ宮駅~明石駅 | 片道410円 |
須磨駅~明石駅 | 片道240円 |
垂水駅~明石駅 | 片道200円 |
例えば、大阪駅~明石駅の往復では、「阪神・明石市内1dayチケット」(デジタル版)の方が12%お得です。
「阪神・明石市内1dayチケット」はどこで買える?(購入方法)
「阪神・明石市内1dayチケット」は下記の場所で、利用する当日、あるいは事前に購入できます。
QRコードのデジタル版が買えるところ
QRデジタル版の「阪神・明石市内1dayチケット」は、インターネットの「スルッとQRtto(クルット)」というサイトで取り扱っています。
スマホやパソコンから、24時間いつでも購入できます。
操作は簡単です。
支払い方法はクレジットカードのみです。
ただ、デビットカードも使える場合があります(登録してみて、支払いできればOK)。
※購入した後で取り消し(払い戻し)したいときは、購入後3カ月以内で「利用開始」の操作前でしたら、手数料なしでインターネット上で手続きできます。実際の返金は、カード会社の処理タイミングによります。
磁気カード版が買えるところ
磁気カード版の「阪神・明石市内1dayチケット」の発売場所は下記のとおりです。
山陽電車の駅など地域が偏っています。大阪や三宮では買えません。
支払い方法は現金のみです。
- 山陽電車の大蔵谷〜西二見の各駅券売機
- 山陽電車の西代、板宿、東須磨、須磨、垂水、明石、東二見の各駅窓口
- 山陽電車の板宿定期券発売所、垂水定期券発売所、明石定期券発売所、東二見定期券発売所
- 山陽電車ご案内センター(明石駅)
※買った後で使わなくなったときは、有効期間内で未使用でしたら、発売場所で払い戻ししてもらえます。ただ、手数料を取られます(300円)。
「阪神・明石市内1dayチケット」公式サイト
「阪神・明石市内1dayチケット」の発売情報や最新情報については公式サイトで確認ください。
(参考)明石で人気のグルメ ランキングTOP20 (食べログ)

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