こんなお悩みにお答えします。
【この記事の内容】
- 大原へのアクセス方法(路線バス)まとめ。
- 大原へ行けるお得な切符の紹介。
三千院や寂光院といったお寺や、しば漬け、”大原女”などで有名な、京都の山里「大原」へ安く出かけたいというあなたに、バス利用のアクセス方法と、交通費を節約できるお得な切符をまとめて紹介します。
【大原の位置】(京都市街から北東の方角、比叡山のふもとです)
大原への行き方(路線バスでアクセスする方法)
京都の市街地から大原へ公共交通機関でアクセスする方法は、路線バスのみです。
京都バスが、京都駅や京阪電車・叡山電車の出町柳駅、地下鉄の国際会館駅と大原とを結んでいます(市バスは走っていません)。
例えば、京都駅からは1時間ほど。日帰りで気軽に訪れることができます。
【大原への主なバス路線】(京都バス)
のりば | バス路線 | 大人片道運賃と所要時間 |
京都駅 | 17系統、特17系統、18系統 | 630円、約1時間 |
四条河原町 | 17系統、特16系統 | 590円、約50分 |
三条京阪 | 17系統、特16系統 | 570円、約40分 |
出町柳 | 17系統、特16系統 | 490円、約35分 |
地下鉄国際会館駅 | 19系統 | 400円、約20分 |
時期や時間帯によっては、市街地中心部の道路が混雑しますので、地下鉄で「国際会館」駅まで行き、そこからバスでアクセスする方が効率的です。
ただ、バスは各系統とも、通常の運行本数は多くありません。メインの17系統、19系統でも、1時間に2本なので、注意が必要です。
春や秋の観光シーズンは増便されたりしますので、出かける前に、最新の運行状況・時刻表を公式サイトで確認することをおすすめします。
楽に効率的に回るなら定期観光バスがおすすめです。京都駅前発着で昼食の弁当つき。
大原への「お得な切符」まとめ
京都で買えるお得な1日乗車券2選
京都の市街地~大原のバス代は、上記のように高めです。
交通費を少しでも安くしたい場合は、次のような乗り放題の1日乗車券を使うと、節約が期待できます。
- 「地下鉄・バス1日券」
- 「京都洛北・森と水のきっぷ」
どれも京都市内で買えて、すぐ利用できるものです。
そして日帰り用です。大原で宿泊する場合は向きません。
たとえば、「地下鉄・バス1日券」なら、大原まで往復するだけで元が取れます。国際会館駅への地下鉄も乗り放題で利用できます。
ここでは、「地下鉄・バス1日券」「京都洛北・森と水のきっぷ」それぞれの内容を一覧にしてみました。
利用できる交通機関や乗り放題の範囲、有効期間の違いに着目してください。
地下鉄・バス1日券 | 京都洛北・森と水のきっぷ |
・地下鉄と市バス、京阪バス、JRバスも利用できます。市内各所からのアクセスが便利です。
・鞍馬や貴船方面には行けません。 ・市内全域の提携店や施設で優待が受けられる特典付きです。 ※「バス1日券」では大原に行けません。 |
・大原、鞍馬、貴船など洛北地区に特化した切符です。
・叡山電車が利用できますが市バスや地下鉄は利用できません。 ・京都バスは今出川通より北側の区間で利用できます。出町柳駅や国際会館駅はOK。
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【値段】 大人:1,100円
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【値段】 大人:1,800円 ※大人用のみの発売です。 |
【有効区間】
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【有効区間】
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【発売期間】
1年を通して発売
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【発売期間】
1年を通して発売 |
【購入できるところ】
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【購入できるところ】
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⇒もう少し詳しく | ⇒もう少し詳しく |
大原へ行く人は、午前9~10時頃のバスで市街地を出発して、大原には昼食を挟んで午後2~3時頃まで滞在するというパターンが多いので、この時間帯はバスも現地も人で混雑します。
出発や帰りの時間をちょっとずらしてやると状況が変わりますが、可能であれば、大原で1泊して、人が少なくなる夕方や午前中の早い時間帯にゆっくり観光を楽しむのもおすすめです。
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