こんなお悩みにお答えします。
【この記事の内容】
- 「阪神・近鉄1dayチケット」という切符を紹介します(内容、値段、発売期間、購入方法)。
今年2024年の4~6月、ゴールデンウィークを挟んだ時期に、神戸~大阪~奈良を、電車で安く移動したいあなたは、「阪神・近鉄1dayチケット」という切符をチェックしてみてください。
これは、阪神電車と近鉄奈良線の全線が乗り放題の1日乗車券です。
今年で神戸・奈良間の直通運転が始まって15周年になることを記念した枚数限定発売のものです。
注目は、その値段で1,500円と格安です。
沿線の何か所かをめぐる場合はもちろんですが、神戸と奈良を往復するだけでも3割以上お得です。
ここでは、「阪神・近鉄1dayチケット」の内容と発売期間、購入方法をまとめました。
「阪神・近鉄1dayチケット」ってどんな切符?
「阪神・近鉄1dayチケット」では、神戸と奈良の間で、阪神電車と近鉄電車を1日乗り放題で利用できます。
具体的な乗り放題の範囲は、下図の通りです。この中でしたら、1日何回でも乗り降り自由です。
- 阪神電車の全線
- 近鉄奈良線の全区間(大阪難波駅~奈良駅)
※阪神電車の元町駅~新開地駅方面は利用できません。
このように、尼崎駅経由になりますが、梅田へも行けます。
なお、この範囲の外へ乗り越した場合は、境界の駅からの通常運賃が別にかかります(下車駅で精算してください)。
神戸~奈良乗り放題「阪神・近鉄1dayチケット」の値段は?
あらためて、「阪神・近鉄1dayチケット」の値段はこちら。大人用のみの発売です。
大人 | 1,500円 |
参考までに、乗り放題範囲の主な区間の普通運賃を挙げてみました。値ごろ感がイメージできると思います。
初乗り運賃 | 160円 |
神戸三宮駅・元町駅~奈良駅 | 1,100円 |
神戸三宮駅・元町駅~生駒駅 | 910円 |
神戸三宮駅・元町駅~石切駅 | 850円 |
神戸三宮駅・元町駅~鶴橋駅 | 660円 |
ドーム前駅~奈良駅 | 900円 |
西宮駅・甲子園駅~奈良駅 | 1,050円 |
甲子園駅~生駒駅 | 860円 |
尼崎駅~奈良駅 | 1,020円 |
神戸三宮駅・元町駅~大阪難波駅 | 420円 |
神戸三宮駅・元町駅~大阪梅田駅 | 330円 |
大阪難波駅~甲子園駅・西宮駅 | 370円 |
大阪難波駅~奈良駅 | 680円 |
大阪難波駅~生駒駅 | 490円 |
大阪難波駅~鶴橋駅 | 240円 |
奈良駅~生駒駅 | 360円 |
奈良駅~鶴橋駅 | 590円 |
「阪神・近鉄1dayチケット」は、乗り放題で乗りまくらなくても、片道751円以上の区間を往復するだけで元が取れます。
例えば、三宮駅~奈良駅は、往復で通常2,200円。「阪神・近鉄1dayチケット」で3割以上も安くなります。
往復では損になる区間でも、例えば、昼間は、奈良をぶらっと観光して、夕方は難波で買い物と早めの夕食、そのあと甲子園でナイター観戦といったふうに、使い方次第で、交通費を節約できます。
ちなみに、JRの場合、三ノ宮駅~奈良駅は片道1,280円(往復2,560円)です。「阪神・近鉄1dayチケット」がお得です。
「阪神・近鉄1dayチケット」の発売期間と有効期間は?
「阪神・近鉄1dayチケット」は、期間限定、枚数限定の発売です。
発売期間(買える期間)
発売枚数は5,000枚です。上記の期間中でも、売り切れると発売終了します。
有効期間(使える期間)
※利用当日は、始発から終電まで乗り放題できます。
「阪神・近鉄1dayチケット」はどこで買える?(購入方法)
「阪神・近鉄1dayチケット」は、利用する当日、または事前に、下記の場所で買えます。
ただ、先述の通り、5,000枚限定発売の早い者勝ちです。確実に手に入れたいのでしたら、早めの事前購入がおすすめです。
なお、支払い方法は現金のみです。
阪神電車 |
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近鉄電車 |
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「阪神・近鉄1dayチケット」公式サイト
「阪神・近鉄1dayチケット」の最新情報は、公式サイトで確認ください。
近鉄電車公式サイト
奈良や神戸で1日観光する場合は、「阪神・近鉄1dayチケット」のほかに、次のようなお得な1日乗車券もあります。
同じく乗り放題で、値段も「阪神・近鉄1dayチケット」に少し追加になるだけです。合わせてチェックしてみてください。
神戸から奈良へ「奈良・斑鳩1dayチケット」(奈良でバスも乗り放題で2,100円)
奈良から神戸へ「神戸街めぐり1dayクーポン」(観光施設利用券800円分が付いて2,200円)
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