知る人ぞ知る！大阪・京都～福井・金沢・富山片道のJR格安移動方法

 

こんなお悩みにお答えします。

 

【この記事の内容】

 

大阪・京都から北陸（福井・金沢・富山方面）へ、

 

あるいは、北陸（富山、金沢・福井方面）から京都・大阪へ、

 

JRの片道を特急列車と新幹線に安く乗りたい場合、知る人ぞ知る、お得な方法があるんです。

 

それは「EXサービス」で発売している2種類のトクトクきっぷを組み合わせるというもの。

 

利用区間の例	通常期片道	EXサービス
大阪駅～富山駅	10,290円	8,220円（新大阪8,050円）
大阪駅～金沢駅	9,410円	7,160円（新大阪7,330円）
大阪駅～福井駅	7,290円	4,680円（新大阪4,850円）
大阪駅～敦賀駅（特急のみ）	4,700円	3,020円（新大阪3,190円）
京都駅～富山駅	8,820円	7,250円
京都駅～金沢駅	7,720円	6,360円
京都駅～福井駅	5,930円	3,880円
京都駅～敦賀駅（特急のみ）	3,420円	2,220円

 

このように、なんと通常よりも20～35％も割引になります。

 

ここでは、この「EXサービス」のトクトクきっぷを使ったお得な移動方法についてまとめました。

 

大阪・京都～福井・金沢・富山が最安級になるJRトクトクきっぷの組み合わせは？

 

 

ここで紹介する「大阪・京都～福井・金沢・富山」片道の格安移動方法では、新幹線の「EXサービス」で発売している2種類のトクトクきっぷを組み合わせて使います。

 

トクトクきっぷ	利用区間
EX早特１自由席	東海道新幹線：新大阪駅・京都駅～米原駅
EX米原乗継きっぷ	特急しらさぎ号：米原駅～敦賀駅 北陸新幹線：敦賀駅～福井駅～金沢駅～富山駅

 

大阪・京都方面～敦賀駅は、一般的に湖西線を通る特急「サンダーバード」号で直通しますが、この方法では、「米原駅」経由で東海道新幹線と特急「しらさぎ」号を利用します。

 

 

このため、北陸新幹線の富山、金沢、福井方面の各駅とは「敦賀駅」に加えて「米原駅」でも乗り換えが発生します。

 

この点は面倒ですが、乗り継ぎ便をうまく選ぶと、所要時間自体はサンダーバードの利用と大きく変わりません。

 

特に敦賀駅から大阪方面へは、下記の例のように早く大阪に着けることもあります。

 

	敦賀駅発	新大阪駅着
しらさぎ＋ひかり	13:10	14:27
サンダーバード	13:14	14:32

 

 

それでは、この方法で使う「EX早特１自由席」と「EX米原乗継きっぷ」がどんなトクトクきっぷなのかを紹介していきます。

 

東海道新幹線「EX早特１自由席」とは？

 

 

「EX早特１自由席」は、乗車日の6日前の0時から1日前（前日）の23:30までに購入することで、東海道新幹線の対象区間が割引になるものです。

 

 

新幹線では自由席を利用します。

 

「EX早特１自由席」新大阪駅・京都駅～米原駅の値段はこちら。

 

【値段（乗車券＋自由席特急券】※大人片道、子供は半額

発売区間	正規の値段	EX早特１
新大阪駅～米原駅	4,510円	2,520円
京都駅～米原駅	2,160円	1,720円

※上記以外の対象区間は公式サイトで確認ください（下方にリンクがあります）。

 

このように、新大阪駅～米原駅では前日までに購入するだけで、44％も割引になります。

 

なお、「EX早特１自由席」は新幹線だけの割引切符なので、在来線（一般のJR線）の運賃は含まれていません。

 

例えば、「大阪駅」で乗り降りする場合は、JR京都線「大阪駅～新大阪駅」の運賃170円が別に必要になります。

 

特急しらさぎ・北陸新幹線「EX米原乗継きっぷ」とは？

 

 

「EX米原乗継きっぷ」は、米原駅発着の特急「しらさぎ」号と北陸新幹線（敦賀駅分は除く）の普通車指定席が利用できる片道用の割引切符です。

 

上記の「EX早特１自由席」など「EXサービス」で新幹線を利用して、米原駅で乗り降りする場合のみ購入できます（出発地は問いません）。

 

こちらは、購入は乗車日当日までできますが、指定席の利用なので満席になると買えません。できれば、早めの予約・購入がおすすめです。

 

「EX米原乗継きっぷ」の主な区間の値段はこちら。

 

【値段（乗車券＋指定席特急券】※大人片道、子供は半額

発売区間	正規（通常期）	乗継きっぷ
米原駅～敦賀駅	2,150円	500円
米原駅～福井駅	4,580円	2,160円
米原駅～金沢駅	6,660円	4,640円
米原駅～富山駅	7,850円	5,530円

※上記以外の区間は公式サイトで確認ください。新幹線敦賀駅～富山駅の各駅発着で設定されています（下方にリンクがあります）。

 

EX早特１自由席、EX米原乗継きっぷの購入方法は？

 

 

つぎに「EX早特１自由席」と「EX米原乗継きっぷ」の購入方法です。

 

どちらもインターネット限定発売で、駅の窓口や券売機では買えません。

 

購入は「EX早特１自由席」⇒「EX米原乗継きっぷ」という流れで進めます。

 

その際に、下記の通り、それぞれに購入できる期間が決められていますので、注意が必要です。

 

トクトクきっぷ	購入場所	購入できる期間
①EX早特１自由席	エクスプレス予約、またはスマートEX	乗車6日前0時～前日23:30
②EX米原乗継きっぷ	e5489	「EX早特１自由席」の購入後～乗車当日

 

 

【１】EX早特１自由席を購入します

 

「EX早特１自由席」の購入は、スマホやパソコンから「エクスプレス予約」または「スマートEX」の予約サイトへアクセス、ログインします。

 

 

「列車を検索」から「乗車日・時間」「乗車駅」「降車駅」「往復/片道」「人数」を入力して検索すると、列車の候補が表示されます。

 

希望の列車（便）を選ぶと商品一覧が出て、そのなかに「EX早特１自由席」があります。

 

 

 

それを選択して、購入手続きを進めます。

 

支払方法はクレジットカードのみです。

 

 

【２】EX米原乗継きっぷを購入します

 

「EX早特１自由席」を購入したら、次は「EX米原乗継きっぷ」です。「EX早特１自由席」の購入後から乗車する当日まで買えます（予約1件につき1回）。

 

「エクスプレス予約／スマートEX」にある「EX旅先予約」というページに進みます。

 

 

そのページにある「米原乗継きっぷ」を選ぶと、JR西日本の予約サイト「e5489」へ移動します。

 

 

 

「e5489」では、「EX早特１自由席」の新幹線予約画面が表示されます。その下にある「新幹線乗車前／後の在来線特急予約」を押下。

 

 

日時・発着駅画面に変わって、「出発駅／目的駅」「乗車日・時間」を入力して検索、「列車選択」画面に移ります。

 

候補の中から希望の列車を選ぶと「米原乗継きっぷ」が表示されて、座席選択、購入手続きに進みます。

 

支払いはクレジットカードのほか、コンビニ払い、駅払いも選べます。ただし、期限までに入金しないと予約が自動取り消しされます。

 

 

EX早特１自由席＆米原乗継きっぷでの乗り方は？（利用方法）

 

 

東海道新幹線の「EX早特１自由席」は、チケットレスです。

 

切符を発券しない代わりに、次のものを使います。

 

エクスプレス予約	EX専用ICカード（入会時に発行）
スマートEX	交通系ICカード（ICOCA、PiTaPa、Suica、PASMOなど） ※カード番号の事前登録が必要です。 ※持ってないときは駅などで購入してください。モバイル版も可。

 

当日は、それぞれを改札機に直接タッチして、乗り降りします。

 

一方の「EX米原乗継きっぷ」は、チケットレスではありません。切符の発券が必要です。

 

 

「EX米原乗継きっぷ」の発券・受け取りは、「e5489」で購入してから、利用当日に予約した列車に乗車するまでに、JR西日本の駅にある「みどりの窓口」「みどりの券売機／みどりの券売機プラス」「EXサービス・e5489きっぷ受け取り専用機」で行います。

 

 

乗車当日、米原駅で乗り換えする際でも発券可能ですが、券売機が混んでいると、予約した列車に乗り遅れることもありえます。できれば、事前の発券をおすすめします。

 

 

まとめ：大阪・京都～福井・金沢・富山のJR格安移動方法

 

 

JRの特急列車と新幹線で、大阪・京都から北陸（福井・金沢・富山方面）へ、または北陸（富山、金沢・福井方面）から京都・大阪へ、片道を安く移動する方法を紹介しました。

 

 

「EX早特１自由席」と「EX米原乗継きっぷ」の詳細は、JR西日本の公式サイトで確認ください。

 

「EX早特１自由席」の詳細はこちら。

 

「EX米原乗継きっぷ」の詳細はこちら。

 

EXサービス・e5489の会員登録はこちら。

 

 

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