
こんなお悩みにお答えします。
【この記事の内容】
- 「京都 京阪・JR西日本QRパス」という1日乗車券を紹介します(内容、値段、発売期間、買い方、使い方)。
京都市内の観光などで、特にJRや京阪電車を利用する場合は「京都 京阪・JR西日本QRパス」という切符をチェックしてみてください。
これは、京都市内の指定範囲でJRと京阪電車を乗り放題できる1日乗車券です。
値段は800円と格安。
スマホでいつでも買えて、そのスマホで直接乗り降りできるので、気軽に使えます。
ここでは、「京都 京阪・JR西日本QRパス」の内容、値段、発売期間、購入方法、利用方法をまとめました。

「京都 京阪・JR西日本QRパス」ってどんな切符?
はじめに、JRの「京都 京阪・JR西日本QRパス」ってどんな切符なのか、その内容から紹介します。
QRコード乗車券でスマホが必要!
「京都 京阪・JR西日本QRパス」は、駅では買えません。インターネット限定発売です。
「KANSAI MaaS(関西マース)」というスマホアプリで購入します。
切符の発券はなく(チケットレス)、スマホの画面にQRコードを表示させて使います。
このため、「京都 京阪・JR西日本QRパス」で電車に乗るには、インターネットにつながるスマホが必須です。
なお、支払方法はクレジットカードのになります。
「KANSAI MaaS(関西マース)」とは、JR西日本や関西の鉄道会社が共同で運営しているお出かけ情報アプリです。
「App Store」「Google Play」から無料ダウンロードできます。
京都市内でJRと京阪電車が乗り放題!
「京都 京阪・JR西日本QRパス」では、JRの普通列車(快速、新快速を含む)と京阪電車が、京都市内の下図の区間で1日乗り放題できます(乗り降り自由)。
JR西日本 |
|
京阪電車 |
|
※上図の範囲外へ乗り越した場合は、境界の駅からの通常運賃が発生します(下車駅の自動精算機は使えません。窓口で精算してください)。
「京都 京阪・JR西日本QRパス」の発売期間と有効期間は?
「京都 京阪・JR西日本QRパス」の発売期間と有効期間は、下記の通りです。
発売期間(買える期間)
有効期間(使える期間)
※JR、京阪電車とも利用当日の始発から終電まで乗り放題できます。
乗り放題「京都 京阪・JR西日本QRパス」の値段はいくら?
あらためて、「京都 京阪・JR西日本QRパス」の値段はこちらです。大人用のみの発売です。
大人 | 800円 |
値ごろ感をイメージできるように、参考までに、通常の運賃を挙げてみました。
【通常運賃の例】
JRの主な区間 | 片道運賃 |
京都駅~東福寺駅・稲荷駅 | 150円 |
京都駅~二条駅 | 190円 |
稲荷駅~二条駅 | 200円 |
東福寺駅~二条駅 | 190円 |
京都駅~山科駅 | 190円 |
山科駅~稲荷駅 | 200円 |
京阪電車の主な区間 | 片道運賃 |
出町柳駅~伏見稲荷駅 | 280円 |
出町柳駅~東福寺駅 | 280円 |
出町柳駅~三条駅・四条祇園駅 | 230円 |
伏見稲荷駅~四条祇園駅 | 220円 |
伏見稲荷駅~三条駅 | 220円 |
東福寺駅~清水五条駅 | 170円 |
東福寺駅~三条駅 | 220円 |
このように、おおむね1日に3~4回以上利用するとお得です。
QRコード「京都 京阪・JR西日本QRパス」はどこで買える?(購入方法)
「京都 京阪・JR西日本QRパス」は、先述の通り、「KANSAI MaaS(関西マース)」というアプリで発売しています。
利用する日の1ヶ月前から当日まで購入できます。
支払い方法は、クレジットカードのみです
買い方は簡単です。
「KANSAI MaaS」アプリを開いて、「チケット」のなかから「京都 京阪・JR西日本QRパス」を選んで「購入手続きに進む」を押下します。
購入数(最大4枚)と利用予定日を選択し、最後にクレジットカード番号を入力して終了です。ほどなく確認メールが届きます。
利用日、人数の変更や払い戻し(取り消し)は、全員分が未使用で有効期間内なら、KANSAI MaaSアプリの操作で可能です。手数料はかかりません。
「KANSAI MaaS」を初めて使う際は、会員登録が必要です。
登録画面で規約同意したあと、メールアドレス認証⇒パスワード設定し、あなたの基本情報を入力します。
その項目はこちら。
- 名前(漢字、フリガナ)※必須
- 電話番号
- 性別 ※必須
- 生年月日
- 居住国
- 郵便番号
- アンケート(メールマガジンの要否、興味関心)
- ICカード番号(ICOCA、PiTaPa)※任意
名前と性別だけが必須です。これだけで「KANSAI MaaS」のほとんどの機能が使えます。
「京都 京阪・JR西日本QRパス」の購入には、電話番号、生年月日、郵便番号が必要です。
QRコード「京都 京阪・JR西日本QRパス」の使い方は?(利用方法)
「京都 京阪・JR西日本QRパス」を利用する当日になったら、最初に「KANSAI MaaS」アプリの購入済みのチケットの中から「京都 京阪・JR西日本QRパス」を選んで「利用開始」します。
これで切符が有効になり、この日の終電まで使えます。
なお、「利用開始する」の操作後は変更、取り消し(払い戻し)はできません。
これ以降、JRや阪急電車に乗る際、改札機を通る前に、「KANSAI MaaS」アプリの購入済みチケットから「京都 京阪・JR西日本QRパス」を選んで「QRコードを表示」を押します。
すると、スマホの画面にQRコードが表示されるので、それを直接「QR」対応の自動改札機の読み取り場所にタッチして、出入りします。
QRコードは出入りする度に表示させる必要があります。出しっぱなしにはできません(時間制限あり)。また、スクショしたものや紙に印刷したものは使えません。
「QR」対応でない改札機は通れません(すべての改札機が対応しているとは限りません)。
JRの駅の一部は、まだ「QR」対応の改札機が無いところが一部あります。この場合は、改札口の近くにQRコードが掲示されているので、それをスマホで読み取って、表示された画面を駅員に見せて改札を通ります。
「京都 京阪・JR西日本QRパス」公式サイト
1日乗車券「京都 京阪・JR西日本QRパス」の最新情報は、JR西日本、京阪電車の公式サイトで確認ください。
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