こんなお悩みにお答えします。
【この記事の内容】
- 「阪急阪神ニューイヤーチケット」という切符を紹介します(内容、値段、発売期間、購入方法)。
このお正月に、京阪神地区で、初詣、買い物、あいさつ回り、観光などに出かける際、電車代を節約したいというあなた、「阪急阪神ニューイヤーチケット」という切符は要チェックです。
これは、阪急電車と阪神電車の全線が乗り放題できる1日乗車券のお正月版。
値段は1,000円で、まさに新春特価!
普段、発売されている1日乗車券よりも、ぐっと安くなってお得です。
ここでは、「阪急阪神ニューイヤーチケット」の内容、発売期間、購入方法をまとめました。【2024年版】
「阪急阪神ニューイヤーチケット」(2024年版)の発売は終了しました(1月11日)。
同じ範囲の乗り放題には、「阪急阪神1dayパス」を利用ください。
「阪急阪神ニューイヤーチケット」ってどんな切符?(2024年版)
それでは、「阪急阪神ニューイヤーチケット」が、どんな切符なのか、内容や特徴を紹介していきます。
京都~大阪~神戸が1日乗り放題!
「阪急阪神ニューイヤーチケット」は、年始の1日、阪急電車と阪神電車の全線が乗り放題(乗り降り自由)で利用できる切符(1日乗車券)です。
下図のように、京都、大阪、神戸の”三都”を含む広い範囲で利用できます。
また、能勢電鉄の沿線から利用できる「能勢版」もあります。
【阪急阪神ニューイヤーチケットの乗り放題範囲】
- 阪急電車の全線
- 阪神電車の全線
- 神戸高速線の全線
- 能勢電鉄の全線(能勢版のみ)
阪急電車の大阪~宝塚~西宮だけの利用でしたら「ぐるっと初詣パス」がお得です。1日500円で乗り放題。利用できる期間は1月1~7日です。
2024年版は発売終了しました。
使える期間は1月11日まで!十日えびすにも
「阪急阪神ニューイヤーチケット」は、「お正月用」なので使える期間が限定されています。
2024年版では、元日から1月11日まで。この間の好きな1日に使えるので、仕事始めのあいさつ回りにも最適です。
「十日えびす」(1月9日~11日)にも対応しています。ちなみに、有名な西宮神社の「福男選び」は10日午前6時開門スタート。
阪急電車、阪神電車、能勢電鉄とも、大晦日から元日にかけての終夜運転は行われません。
1月1日の利用は、普段通り、土休日ダイヤの始発電車からになります。
対象の社寺で祈念品がもらえる特典付き
「阪急阪神ニューイヤーチケット」には、特典として、沿線にある対象の神社やお寺で、初詣の祈念品がもらえる「社寺祈念品授与券」が付いています。
なお、「京都三社まいり」「神戸三社まいり」「三福まいり」それぞれで1か所ずつでの引き換えになります(合計3か所)。
京都三社まいり |
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神戸三社まいり |
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三福まいり |
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えびすまいり |
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※祈念品の内容は変更されることがあります。
※引き換え期間は、1月1日から1月7日(えびすまいりは1月11日)までです。この間なら、1日乗車券の利用日と別の日でも引き換えOK。
「阪急阪神ニューイヤーチケット」の値段は?(2024年版)
あらためて、「阪急阪神ニューイヤーチケット」の値段はこちら。激安です。
大人 | 子供 | |
基本版(阪急&阪神) | 1,000円 | 500円 |
能勢版(基本版+能勢電) | 1,300円 | 650円 |
普段発売されている1日乗車券「阪急阪神1dayパス」(大人1,300円、子供650円)よりも安くなっています。
参考までに、主な区間の普通運賃(大人片道)を挙げてみました。
使い方次第になりますが、元は取りやすいです。
阪急電車初乗り運賃 | 170円 |
阪神電車初乗り運賃 | 160円 |
神戸高速初乗り運賃 | 130円 |
能勢電鉄初乗り運賃 | 160円 |
(阪急・阪神)大阪梅田駅~神戸三宮駅 | 330円 |
(阪急)京都河原町駅/嵐山駅~神戸三宮駅 | 640円 |
(阪急)京都河原町駅/嵐山駅~西代駅 | 790円 |
(阪急)大阪梅田駅~京都河原町駅/嵐山駅 | 410円 |
(阪急)梅田駅~宝塚駅 | 290円 |
(阪急)河原町駅/嵐山駅~宝塚駅 | 540円 |
(阪急)神戸三宮駅~宝塚駅 | 290円 |
(阪神)大阪難波駅~神戸三宮駅 | 420円 |
(阪神)梅田駅~西宮駅 | 280円 |
(阪神)神戸三宮駅~西宮駅 | 280円 |
(阪急・阪神)京都河原町駅~梅田駅~西宮駅 | 690円 |
(阪急・阪神)神戸三宮駅~高速長田駅 | 150円 |
(阪急・能勢)妙見口駅~梅田駅 | 610円 |
(阪急・能勢)日生中央駅~梅田駅 | 600円 |
(阪急・能勢)日生中央駅~河原町駅 | 860円 |
ちなみに、京都~大阪~神戸で阪急電車や阪神電車と競合しているJRの主な区間の普通運賃は下記の通りとなっています。
値段的には「阪急阪神ニューイヤーチケット」が断然安いです。
(JR)京都駅~大阪駅 | 580円 |
(JR)京都駅~三ノ宮駅 | 1,110円 |
(JR)大阪駅~三ノ宮駅 | 420円 |
(JR)大阪駅~宝塚駅 | 330円 |
(JR)京都駅~宝塚駅 | 1,170円 |
「阪急阪神ニューイヤーチケット」の発売期間と有効期間は?(2024年版)
「阪急阪神ニューイヤーチケット」は、期間限定発売の切符です。
発売期間(買える期間)
【2024年版】
2023年(令和5年)12月20日~2024年(令和6年)1月11日
有効期間(使える期間)
【2024年版】
2024年(令和6年)1月1日~1月11日のうちの好きな1日
※利用当日は、始発から終電まで乗り放題できます。1月1日の利用も始発からです。
「阪急阪神ニューイヤーチケット」はどこで買える?(購入方法)
「阪急阪神ニューイヤーチケット」(2024年版)は下記の場所で直接買うことができます。
支払いは現金のみ。
阪急電車の沿線では
(基本版のみ発売) |
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阪神電車の沿線では
(基本版のみ発売) |
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能勢電鉄の沿線では (能勢版のみ発売) |
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※「能勢版」は、能勢電鉄でしか買えません。
※始発など早朝から利用したい場合は、前日までに購入することをおすすめします(阪急の駅窓口の多くやごあんないカウンターは朝6時から営業)。
※買ったあとで使わなくなったときは、1月11日までなら全て未使用の場合に限って、払い戻ししてもらえます(手数料がかかります)。
「阪急阪神ニューイヤーチケット」公式サイト
「阪急阪神ニューイヤーチケット」の最新情報や年始の運行については、各社の公式サイトで確認ください。
お正月に阪神電車で奈良方面へはこちら。
「阪急阪神ニューイヤーチケット」は、年明け1月11日まで有効なのでなっていますので、初詣や新年会などプライベートだけでなく、取引先へのあいさつ回りなど仕事にも便利です。
お正月はいろいろ出費がかさむときです。そのうえ物価高。節約術のひとつとして、こうしたお得な切符をうまく活用ください。
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