大阪・京都・滋賀で京阪バスが1日650円で乗り放題【格安のIC1dayチケット】

お悩み中

京阪バスに安く乗れる格安チケットとか、お得な方法とかないやろか。

こんなお悩みにお答えします。

【この記事の内容】

「京阪バスIC1dayチケット」という1日乗車券を紹介します（内容、値段、購入方法）

大阪、京都、滋賀で京阪バスを安く利用したいあなたは、「京阪バスIC1dayチケット」という切符があります。

これは、京阪バスのほどんどの路線を、650円で乗り放題できる1日乗車券です。

乗車区間や使い方次第で、バス代の節約が期待できます。1日に３、４回乗るときは確認をおすすめします。

ただ、京阪バスと聞いても、地元の人でなければ、具体的にどこを走っているのかは知らない人は多いと思います。

訪問先や目的地のアクセス方法を調べた時に「京阪バス」とあったら、「京阪バスIC1dayチケット」をチェックしてみてください。

京都市内には、観光に便利な路線もあります。

なお、利用にあたっては、ICカードのICOCA（イコカ）かPiTaPa（ピタパ）が必要です。

ここでは、「京阪バスIC1dayチケット」の内容、値段、発売期間、購入方法、使い方（乗り方）をまとめました。

この記事で、「京阪バスIC1dayチケット」について、ひと通り知ることができます。

まあちん

「京阪バスIC1dayチケット」ってどんな切符？
- 大阪、京都、滋賀の京阪バスが1日乗り放題！
- 利用にはICOCA、PiTaPaが必要です。
「京阪バスIC1dayチケット」の値段は？
「京阪バスIC1dayチケット」の発売期間と有効期間は？
- 発売期間（買える期間）
- 有効期間（使える期間）
「京阪バスIC1dayチケット」はどこで買える？（購入方法）
「京阪バスIC1dayチケット」の使い方（乗り方）
「京阪バスIC1dayチケット」公式サイト

「京阪バスIC1dayチケット」ってどんな切符？

大阪、京都、滋賀の京阪バスが1日乗り放題！

「京阪バスIC1dayチケット」は、大阪、京都、滋賀で京阪バスが運行する一般路線バスの1日乗車券です。

ほどんどの路線を1日乗り放題できます。逆に、対象外の路線に注意が必要です（後述します）。

「京阪バスIC1dayチケット」対象路線

大阪	寝屋川東部・星田・四條畷方面寝屋川西部・古川橋・守口方面枚方公園・香里園・交野市方面枚方・長尾・津田方面津田駅・河内磐船駅～津田サイエンスヒルズ方面高槻・茨木方面
京都	京都市街地方面淀・久御山・大久保・宇治方面山科・醍醐方面京田辺・寺田・城陽・宇治田原方面八幡・男山・くずは方面
滋賀	びわこ・大津・石山方面

他社と共同運行している路線では、京阪バスの便だけに乗れます。

具体的な乗り放題路線は、京阪バスの公式サイトで確認ください（下方にリンクがあります）。

大阪～京都～滋賀は、路線がつながっていなかったり、「京阪バスIC1dayチケット」対象外の区間があったりするので、乗り通すことはできません。

ちなみに、京都市内では、下記の観光周遊路線も「京阪バスIC1dayチケット」で乗り放題で利用できます。

路線名	運行区間	普通運賃
西本願寺清水寺ライン	京都駅～西本願寺～五条坂～大宅	230～250円
京都醍醐ライン	京都駅～十条駅～大石神社～醍醐寺	230～280円
醍醐中書島ライン	竹田駅～中書島駅～醍醐バスターミナル	230円
将軍塚青龍殿循環ライン	三条京阪～四条河原町～将軍塚青龍殿（運行日に注意、主に土日祝運行）	230円
京阪七条京都ステーションループ	京阪七条～京都駅～梅小路公園	230円

※観光周遊路線の詳細と最新情報はこちら。

観光周遊路線は、京都の「地下鉄・バス１日券」でも利用できます。

京阪バスでも、下記の路線は「京阪バスIC1dayチケット」の利用対象外です。

【京阪バスIC1dayチケットで利用できない路線】

急行バス「直Q京都」（京都～京田辺～難波・USJ）、
京都けいはんな線（京都駅八条口～学研けいはんなプラザ）
立命館大学ＢＫＣ線（中書島駅～立命大びわ湖・草津）
四條畷市のコミュニティバス
京都競馬場線（ＪＲ山崎・阪急西山天王山～京都競馬場）
京都比叡山・比叡平線（京都駅～三条京阪～銀閣寺道~比叡平・比叡山頂：比叡ドライブバス）
比叡山内シャトルバス（比叡山頂～東塔～西塔～横川）
高速バス、空港バス、定期観光バス
京阪京都交通、京都京阪バス、江若交通、京都バス、京都市バスなど他社のバス路線、京阪電車

京都市内では、特に比叡山への路線は、比叡山まで行かなくても、利用できないので注意してください。

それから、京阪バスの系列の「京阪京都交通」と「京都京阪バス」の路線も対象外です。

「京阪京都交通」「京都京阪バス」は、「京阪」の文字が入っていて紛らわしいですが、「京阪バスIC1dayチケット」では乗れません。

「京阪京都交通」は、主に京都市内の西部や亀岡市、南丹市を中心に運行しています。

「京都京阪バス」は、久御山町、宇治市、八幡市、京田辺市が中心です。

乗車の際は、バス停や車体の表示を確認したり、乗る前に運転手に尋ねるようにしてください。

利用にはICOCA、PiTaPaが必要です。

「京阪バスIC1dayチケット」を利用するには、交通系ICカードの「ICOCA（イコカ）」、または「PiTaPa（ピタパ）」が必要です。

これは、「京阪バスIC1dayチケット」が、ICカードに載せる（書き込む）方式になっているためです。

使えるICカードも、ICOCAか、PiTaPaに限ります。

ICOCAやPiTaPaであれば、どんな種類でも大丈夫です。「モバイルICOCA」もOK。

他社で定期券として使っていたり、運賃割引サービスやポイントサービスなどに登録しているものでも問題ありません。

「京阪バスIC1dayチケット」のICカードには、「大阪市敬老優待乗車証」「神戸市敬老優待乗車証」「神戸市福祉乗車証」も使えます。ただし、料金の割引や減免はありません。

ICOCAを持っていない場合は、JR西日本や京阪電車、阪急電車、近鉄電車、京都市営地下鉄などの駅窓口や券売機で、すぐに買えます。また、不要になったら払い戻しできますので、観光客でも使いやすいです。

PiTaPaの方は、入会申し込みが必要なので、すぐに入手できません。

「京阪バスIC1dayチケット」の値段は？

あらためて、「京阪バスIC1dayチケット」の値段は次の通りです。

大人	650円
子供	330円

大阪、京都、滋賀の広い範囲で乗り放題という割には、格安な設定です。

京阪バスの通常運賃は、地域ごとに設定が違います。

多くの路線で初乗りが大人210～230円（子供110～120円）です。

1日のうちに、おおむね3回以上乗車するようなら、お得になる場合が多いです。

具体的な区間の運賃は、京阪バスの検索サイトで確認できます。

「京阪バスIC1dayチケット」の発売期間と有効期間は？

発売期間（買える期間）

「京阪バスIC1dayチケット」は1年を通して発売しています。

有効期間（使える期間）

購入した当日の最終便まで。

※購入してから24時間有効ではありません。

「京阪バスIC1dayチケット」はどこで買える？（購入方法）

「京阪バスIC1dayチケット」は、京阪バスの車内限定発売です。

バスの案内所や定期券売り場などでは買えません。

ICOCAやPiTaPaでバスに乗車して、降りるときに「京阪バスIC1dayチケット」を買う旨を運転手に申し出ます。

ICOCAやPiTaPaは、1人1枚必要です。子供用を買いたいときは、子供用ICOCA、PiTaPaが必要です。

1枚のカードに複数人分を載せることはできません。

先にも触れましたが、買えるのは、その当日用です。別の日に使うものを前もって購入できません。

京阪バスでは、降りるときに運賃を支払います。

【京阪バスIC1dayチケットの買い方】

バスに乗車します。その際に入口でICOCA、またはPiTaPaを読み取り機にタッチします。
下車する際、運転手さんに「京阪バスIC1dayチケット」を買いたいことを伝えます。そして、案内に従って、ICOCA、PiTaPaを運賃箱の読み取り機にタッチします。
ICOCA、PiTaPaに搭載（書き込み）操作がなされます（処理はすぐ終わります)。

ICOCA、PiTaPaを、運転手に伝える前にタッチすると、通常の運賃が自動的に差し引かれてしまいます。タッチは必ず運転手に指示されてから行ってください

「京阪バスIC1dayチケット」の代金は、購入したその場でICOCAやPiTaPaで決済されます。

現金では払えません。

このため、ICOCAの場合は、その分のチャージ（入金）をしておく必要があります。

なお、バスの車内でチャージできません。

ICOCAへのチャージは、駅の券売機やチャージ機のほか、コンビニのレジ、セブン銀行のATMなどでできます。

PiTaPaは、後日請求で、口座引き落としになります（ポストペイ）。

「京阪バスIC1dayチケット」は、購入後に払い戻しできません。