こんなお悩みにお答えします。
【この記事の内容】
- 「パンダバス旅きっぷ」という高速バスの入園券付きの割引切符を紹介します(内容、値段、発売期間、購入方法)。
大阪から南紀白浜の「アドベンチャーワールド」へ、安く出かけたいときは、高速バスの利用がおすすめ。
そして、その際には「パンダバス旅きっぷ」を使うと、バスの往復と入園で9,800円と一番お得です。
日帰りでも、泊りがけでもOK。
ここでは、その「パンダバス旅きっぷ」の内容、値段、発売期間、購入方法をまとめました。
白浜「パンダバス旅きっぷ」ってどんな切符?
「パンダバス旅きっぷ」は、次の内容がセットになった割引切符です。
- 大阪~南紀白浜の高速バス「白浜エクスプレス大阪号」の往復乗車券(西日本JRバス・明光バス)
- 「アドベンチャーワールド」入園券(1DAY)の引換証
- 白浜の路線バス乗り放題「白浜温泉フリー乗車券」の割引券
【セット1】高速バス『白浜エクスプレス大阪号』の往復乗車券
「パンダバス旅きっぷ」では、大阪から白浜までの往復に「白浜エクスプレス大阪号」という高速バスを利用します。
「白浜エクスプレス大阪号」は、西日本JRバスと白浜の明光バスが、JR大阪駅から難波(OCAT)経由で、毎日9往復(うち、アドベンチャーワールド発着は7往復)運行しています。
所要時間は、片道4時間ほど。日帰りも可能です。
JRの特急よりも、所要時間は1時間ちょい長いですが、高速バスはアドベンチャーワールドの真ん前まで直通するので便利。
高速バス便の日帰り例
往き(1便) | 停留所 | 帰り(20便) |
7:50発 | 大阪駅JR高速バスターミナル | 22:02着 |
8:10発 | JRなんば(OCAT) | 21:42着 |
↓↓ | || | ↑↑ |
11:42着 | アドベンチャーワールド | 18:04発 |
この往復乗車券は、行きの乗車日(出発日)から10日間有効となっています。
泊りがけの旅行にも十分使えます。
【セット2】「アドベンチャーワールド」入園券の引換証
「パンダバス旅きっぷ」には、アドベンチャーワールドの入園券(1DAY)の引換証が付いています。
帰りのバス乗車日まで、白浜に滞在中の好きな日に1回入園できます。
なお、引換証なので、そのまま入園できません。
アドベンチャーワールドに着いたら、入口のチケット売り場で入園券の現物と引き換える必要があります(受付時間9:45 ~ 16:00)。
【セット3】路線バス「白浜温泉フリー乗車券」の割引券
「パンダバス旅きっぷ」には、現地の路線バス(明光バス)が乗り放題できる「白浜温泉とくとくフリー乗車券」が300円安く買える割引券が付いています。
下記の「1日券」「2日券」の値段が、300円割引になります。
種類 | 定価(割引前) |
1日券 | 大人1,100円、子供550円 |
2日券(連続した2日間) | 大人1,600円、子供800円 |
路線バスは、白浜駅と円月島、白良浜、崎の湯、千畳敷、三段壁、とれとれ市場などの観光地、そして温泉街を結んでいます。
日中は、おおむね1時間に2~3本走っているので便利です。
「白浜温泉とくとくフリー乗車券」では、下図の範囲が乗り放題。
ちなみに、路線バスの主な区間の運賃は、こんな感じです。距離制なので全体に高め。
アドベンチャーワールドと合わせて、観光地をめぐるようなら、「白浜温泉とくとくフリー乗車券」の利用がお得です。
明光バス初乗り運賃 | 片道150円 |
アドベンチャーワールド~白良浜 | 片道480円 |
アドベンチャーワールド~三段壁 | 片道320円 |
アドベンチャーワールド~白浜駅 | 片道300円 |
アドベンチャーワールド~とれとれ市場 | 片道220円 |
千畳敷~三段壁 | 片道150円 |
白良浜~崎の湯 | 片道150円 |
円月島~白良浜 | 片道150円 |
円月島~三段壁 | 片道350円 |
※フリー乗車券の割引券を使わなくても、返金はありません。
白浜「パンダバス旅きっぷ」の値段は?
あらためて、「パンダバス旅きっぷ」の値段はこちら。
大人(18歳以上) | 9,900円 |
中高生(12歳~17歳) | 8,900円 |
子供(12歳未満) | 5,500円 |
ここで、「パンダバス旅きっぷ」を使わないで、それぞれを別々に買った通常の場合と比べてみました。
なお、高速バスの運賃は往復割引の金額です(大阪~白浜の片道運賃は大人3,300円)。
大人 | 65歳以上 | 中高生 | 子供 | |
高速バス往復 | 5,900円 | 5,900円 | 5,900円 | 2,950円 |
入園券 | 5,300円 | 4,800円 | 4,300円 | 3,300円 |
通常合計 | 11,200円 | 10,700円 | 10,200円 | 6,250円 |
パンダバス旅きっぷ | 9,900円 |
8,900円 | 5,500円 | |
割引 | 11%割引 1,300円お得 |
7%割引 800円お得 |
13%割引 1,300円お得 |
12%割引 750円お得 |
割引率は、そんな大きくないですが、金額でみると、ちょっとした昼食代やお土産代ぐらいは浮きます。
また、アドベンチャーワールドの入園券には、65歳以上(セニア)の区分があるのですが、「パンダバス旅きっぷ」(大人用)を使った方がお得です。
ちなみに、JRの特急電車で大阪駅~白浜駅を利用した場合の値段は、このようになります。
高速バスは、所要時間が長い分、断然安いです。
大阪駅~白浜駅のJR利用の場合
(特急「くろしお」号利用、所要時間は約2時間30分)
切符の種類 | 値段(往復) |
正規の値段(乗車券+特急指定席:通常期) | 5,810円(11,620円) |
WEB早特7(7日前までに予約) | 5,220円(10,440円) |
WEB早特7チケットレス特急券(7日前までに予約)+乗車券 | 5,000円(10,000円) |
京阪神からJRでアドベンチャーワールド日帰りなら
JR特急「くろしお」号の往復とアドベンチャーワールド1日入園券がセットに日帰りプランがおすすめ。
例えば、大阪駅から日帰り12,900円!
白浜「パンダバス旅きっぷ」の発売期間と有効期間は?
発売期間(買える期間)
「パンダバス旅きっぷ」の発売終了時期は未定です。バス会社が発売をやめるまで買えます。
ただ、予告なく発売の休止や終了になることがありますので、発売状況など最新情報を公式サイトなどで確認ください。
有効期間(使える期間)
2021年(令和3年)10月15日~
券種 | 有効期間 |
高速バスの往復乗車券 | 行きの乗車日を含めた10日間 |
アドベンチャーワールド入園券引換証 | 帰りのバス乗車日までの好きな1日(1回) |
白浜「パンダバス旅きっぷ」はどこで買える?(購入方法)
大阪発着の高速バス「白浜エクスプレス大阪号」を利用する「パンダバス旅きっぷ」は、出発日の1ヶ月前から買えます。
「白浜エクスプレス大阪号」は予約制です。
このため「パンダバス旅きっぷ」を買ってから、バスの予約をとるという2段階の流れになります。
「パンダバス旅きっぷ」の購入できるところは、次の2つです。
高速バス切符売り場 (予約の空きがあれば出発当日も買えます) |
|
インターネット (乗車日4日前の23:59まで) |
切符売り場では、購入と予約が同時にできますが、楽天トラベルでは、切符の購入だけで、バスの予約はできません。
楽天トラベルで購入した後、出発日までに利用するバスの便を電話予約します。
そして、当日乗車するまでに、バスのりばの切符売り場に寄って、「パンダバス旅きっぷ」の現物を受け取ります。
切符の現物がないと、バスには乗れませんので注意してください。
なお、バスの予約は、行きの片道分だけでもかまいません。帰りの日程が決まったら、あらためて電話予約すれば大丈夫です。
「パンダバス旅きっぷ」を買った後で、使わなくなった場合は、利用開始日(出発日)の前日までなら払い戻ししてもらえます。ただし手数料がかかります(650円)。
また、先にも触れましたが、予約の際は、アドベンチャーワールドの営業時間や休園日に注意してください。現地に着いて入園できなくても、払い戻ししてもらえません。
白浜「パンダバス旅きっぷ」公式サイト
「パンダバス旅きっぷ」や高速バス「白浜エクスプレス大阪号」、現地の路線バスについての最新情報は、明光バスの公式サイトを確認ください。
明光バス公式サイト
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